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うろな町の不思議な人々  作者: 稲葉孝太郎
第2章 置行堀ひったくり事件
12/71

第11話 地球をください

本章の一部は、三衣千月様の企画『うろな・夏の陣』への参加作品となる予定です。

ご招待ありがとうございましたm(_ _)m

 8月に入り、教職員の仕事も一段落着き始めた頃、遠坂は一人職員室にいた。葦原を助けている間に放置されていた書類が、彼女の机の上で山積みになっている。

 無人の職員室には彼女しかおらず、窓から射し込む光が、その侘し気な雰囲気を一層深くする。残業手当が出るわけでもないのだが、愛しの人を救えたということで、彼女は十分に満足していた。

「ふぅ……」

 遠坂は一息吐くと、袖口で額の汗を拭った。

 小指の側面が、ボールペンのインクで真っ黒になっている。

 テーブルの上を軽く一瞥すると、プリントの山はまだ3つ残っていた。

「これは持ち帰らないと無理だわ……」

 そう呟いて、遠坂は大きく背伸びをした。

 そして、時計を見やる。針は11時半を指していた。8時半に登校したので、3時間ぶっ続けて仕事をしていたことになる。

 道理で疲れるわけだと、遠坂は休憩に入った。すっかり冷えきったコーヒーを飲み干し、それから校内をぶらぶらしようと、出口に向かう。

 遠坂が引き戸に手をかけようとしたとき、ふいに扉が開いた。同僚と鉢合わせになったのかと思い、一歩後ろに下がった彼女の前に、予期せぬ人物が現れる。

「遠坂先生、ここにいたのですね」

 おかっぱ頭にカエルのヘアバンドをした、小学生と見紛うような少女。

 入江(いりえ)(あんず)である。

 突然の闖入者に驚く遠坂だったが、それよりも彼女を驚かせたのは、入江のそばにいるさらに小柄な少女だった。少女というよりは、幼女と言った方がいいかもしれない。同じく両生類のヘアバンドをした、幼稚園くらいの女の子だ。

「えっと……この子は?」

 とりあえずそう尋ねた遠坂だったが、答えはなんとなく察していた。

 親族に違いない。無表情な入江とは違い、無邪気な笑顔を見せてはいるものの、顔立ちは彼女によく似ていた。髪型も同じである。

 妹か、あるいは従姉妹だろう。

 そう考えた遠坂に、入江がとんでもない答えを返してくる。

「これは、私の娘です」

「へ?」

 遠坂の中で、一瞬時が止まった。

 聞き間違いかと思い、慎重に確認を取る。

「ごめん、もう1回言ってちょうだい」

「これは私の娘、ミニョンです」

「おばさん、こんにちは〜♪」

 おばさんというのが少々癪に障ったが、遠坂はそこをスルーする。

 そして、さらに質問を継いだ。

「日本語で『娘』って言うのは、自分の子供って意味なんだけど、使い方間違ってない?」

「私の語彙力に隙はありません。この子は、私の娘なのです」

 遠坂は頬を捻り、これが夢ではないことを確かめた後、自分のふらついた脚を支えた。

「あ、あ、あ、あなた、子供がいたの!?」

「もちろんです。私の星では、一定の年齢になると、子作りの義務があるのです」

 私の星では。その言葉が、焦った遠坂の思考回路を正常に戻す。

「そ、そう言えば、あなたは私より年上なのよね……」

 一応納得した遠坂だが、入江の外見がどうしてもそれを邪魔してしまう。

 これでは、14歳の母とか、そういうレベルではない。

 遠坂はその先入観を何とか押さえつけ、先を継いだ。

「じゃあ、旦那さんも地球に?」

「ダンナサン? ……生殖パートナーのことですか? いいえ、いません」

「え、ってことは旦那さんはどこに?」

「それは知りません」

 意味不明な回答。遠坂は目を白黒させる。

 混乱する彼女に、入江が説明を始めた。

「私の星では、セックスや結婚という煩わしい作業を行わないのです。星の中央コンピューターが、一定の年齢になった男女の遺伝子配列を照合し、最良と思われるパターン同士を選別するだけです。受精などは全て、工場で処理されます」

 何というカルチャーショック。

 遠坂は、別の意味で目眩を覚えた。

「じゃ、じゃあ、そのパートナーとは会ったこともないの?」

「顔も知りません」

 葦原の顔が、遠坂の脳裏を掠める。

 愛する人の素顔すら知らないというのは、不幸なことではないだろうか。この星の住人である遠坂は、そんなことを思ってしまう。

 とはいえ、それは地球人固有の感覚なのかもしれない。遠坂は、論争を避けた。そして、相変わらずニコニコしている入江の娘に話し掛ける。

「こんにちは、えーと……」

「ミニョンでーす♪」

「ミニョンちゃんね」

「違うよ〜、ミニョンだよ〜!」

 遠坂は、もう一度同じ発音を繰り返す。

「も〜、違うってば〜!」

 少女は満足しない。少し不機嫌になってしまった。

 そこへ、母親である入江が割り込んでくる。

「ミニョンの『ニョ』は喉の奥にあるアステロイド声帯を震わせるのです」

「……そんな器官は、人間にはありません」

 そう告げられた入江は、娘の方へ顔を向けた。

「ミニョン、地球人はあなたの名前をちゃんと発音できないのです。諦めましょう」

「うん、分かった」

 随分と聞き分けのよい子のようだ。遠坂は、思わず微笑んでしまう。

 ミニョンの機嫌も直ったらしい。もとの子供っぽい笑顔に戻っている。

「それにしても、今日はどうしてここへ?」

 遠坂の問いに、入江は再び顔を上げた。

「ミニョンは、昨日母星から来たのです。ですから、先生に紹介しようと思いました。それともうひとつ……」

 入江は、ミニョンを指差す。

「この子に名前をつけてあげて欲しいのです」

「名前って……ミニョンちゃんじゃないの?」

「いいえ、日本人名です。ミニョンでは怪しまれるのです」

 怪しまれるも何も、入江自身が既に十分に怪しいのだが。

 そんなことを思いながら、遠坂は少しばかり思案する。

「そうね……やっぱり本名と似た名前がいいんじゃないかしら……」

「はい。私もそうしているのです」

「あら、そうなの? 本名は?」

 遠坂の好奇心に、入江は躊躇わず答えを返す。

「アンジュです」

「アンジュ……結構普通の名前ね……」

「『ジュ』は口内のオメガ筋をもっと絞るように……」

「ごめんなさい、それ無理だから。それより、ミニョンちゃんの名前を……」

 その瞬間、遠坂に名案が浮かんだ。

「そうだわ、ミヨちゃんがいいわね」

「ミヨ……ですか……。覚えるのに効率的な名前ですね」

「別に名前に効率性を求めなくても……」

 遠坂の抗議を無視して、入江は娘に振り返る。

「ミニョン、あなたは今日から、ミヨと名乗るのです」

「わーい♪ ミヨでーす♪」

 遠坂は、ミヨのあどけなさに母性本能をくすぐられ始めた。

「葦原くんとの子供も、こんな風に……」

 ぶつぶつと呟く遠坂に、入江が言葉を返す。

「そのためには、まずセックスをしないといけませんね」

 入江の露骨な表現に、遠坂は顔を赤らめる。

「子供がそういうことを言っちゃいけません///」

「いえ、私は子供では……」

 大人の領域に踏み込んだ2人は、そこではたと会話を止めた。

 廊下の向こうから、足音が聞こえてきたのだ。

 部活を終えた顧問の教師かと思い、遠坂は居住まいを正した。

 人影は、どんどんこちらへ近付いて来る。そして、その輪郭がはっきりした。

「……吉美津くん!」

「これはこれは、遠坂先生、こんにちは」

 廊下の闇から姿を現した美少年は、静かに挨拶を返した。

「どうしたの、こんな時間に?」

「杏さんに呼ばれたのですよ。何やら、紹介したい人がいるらしく……ほお……」

 そう言って、吉美津はミニョンことミヨの顔を眺める。

「この人が、杏さんの紹介したいお方ですね」

「はい。私の娘のミヨです」

「ミヨでーす♪」

 遠坂は吉美津の狼狽を期待していた。この少年と出会ってからというもの、遠坂は一度も彼の困った顔を見ていない。

 ここはひとつ、どういう顔をするのか拝んでやろうと、下心丸出しで覗き込む遠坂を尻目に、吉美津はあっさりと唇を動かした。

「そうですか。私は吉美津いづなと申します。お見知りおきを……」

 恭しく頭を下げた少年に、ミヨは嬉しそうにジャンプした。

「わー、この人、おじいちゃんみたい♪」

「ミヨ。そういうことを言ってはいけません。地球人は怒りっぽいのです」

「いえいえ、構いませんよ。年齢的には……」

 吉美津が薄い唇を動かしていると、そこへ遠坂が口を挟んだ。

「お、驚かないの?」

「……何にですか?」

「入江さんに子供がいること……」

 なんだそんなことかと、吉美津は不敵な笑みを浮かべる。

「地球外生命体が我々と同じように繁殖するとは、思っておりませんので」

 嫌みったらしい奴だと思いつつ、遠坂は少年の達観に感心してしまった。

 遠坂がさらにミヨのことを観察していると、今度は入江が口を開いた。

「吉美津さんは、いないのですか?」

「いない……? 私はここにおりますが?」

「子供がです」

 何気なくかわされた会話は、その場の空気を一変させた。

 遠坂はサッと顔を上げ、吉美津から発せられるオーラに一歩後退する。

 表情こそ変わっていないものの、少年の瞳は明らかに負の感情を仄めかせている。

「……おりません」

「あなたは、地球人が一般的に行う有性生殖活動をしないのですか? 私の記憶では、いづなくんは既に800歳を超えているはずなのですが……」

「目下の話題と年齢との間に、どのような関係がおありで?」

 吉美津は、明らかに入江の質問を煙たがっていた。

 何が少年を苛立たせているのだろうか。遠坂には見えてこない。

 入江はこの険悪な雰囲気が読めないのか、さらに質問を重ねる。

「いづなくんは、生殖活動をする相手がいなかったのですか? コンピューターの解析によれば、あなたは地球人基準で非常に異性から好かれるはずなのですが……」

 吉美津はしばらく沈黙した後、ふいに唇を動かす。

「過ぎた好奇心は身を滅ぼします。杏さん、あなたと私の関係に免じて、今回はお赦しいたしますが、二度とその話題は口になさいませんよう……」

 そう言い残して、吉美津は廊下の奥へと消えた。

 後には、宇宙人2名と三十路の恋する乙女だけが残される。

 夏休みの静寂。先に口を開いたのは、入江だった。

「なぜいづなくんは怒っているのですか?」

 入江の問いに、遠坂も戸惑いを隠せない。

「わ、分からないわ……。確かに、あんまり立ち入っていい話題じゃなかったけど……。あそこまで怒らなくても……」

 酒の席でなら、一度や二度は出てくるような話だ。

 相手によっては失礼になるが、激怒するほどではあるまい。しかも、吉美津は人間の寿命を超越しているのだから、なおさらである。

 そんな空気の悪さを察したのか、ミヨが突然叫んだ。

「ママもおばさんも、元気元気だよ♪」

 本日2度目のおばさん呼ばわりに、さすがの遠坂も大人げなく訂正を入れる。

「私は遠坂(とおさか)朱美(あけみ)よ。遠坂さんって呼んでね」

「トオサカさん……トオサカさん……」

 ミヨは発音の練習を繰り返し、そのイントネーションを把握した。

「トオサカさん、よろしくね♪」

 場の雰囲気を和ませたミヨは、ぴょこんと後ろに跳ね、両手を腰にあてた。

 そして、少しばかり緊張した面持ちを見せる。

「名前をくれたお礼に、ミヨ、お歌を歌いま〜す♪」

 遠坂が止める間もなく、少女は歌を歌い始めた。



 知ってるかい♪ 油の取れる、あの星を〜♪

 うごめく銀河の暗黒に〜♪ ゆらめく資源の輝きさ〜♪

 ダークマターの、この風に♪ 青い惑星、我らが艦隊♪

 知ってる奴は、いざ進め〜♪ いざ進めッ♪

 全ての資源をぶんどろう♪

 

 知ってるかい♪ 鉱石取れる、あの星を〜♪

 煌めく黄金♪ 貴金属♪ 鉄もアルミも掘り起こせ〜♪

 石も砂礫も見逃すな♪ 黄色い惑星、我らが艦隊♪

 知ってる奴は、いざ進め〜♪ いざ進めッ♪

 全ての資源をぶんどろう♪

 


 そこでミヨは唇を結び、えっへんと胸を張ってみせた。

 褒めて欲しいようだ。

 一方、遠坂はしばらく絶句した後、呆れたように声をかける。

「……何この不穏な歌は?」

 ドン引きする遠坂に、ミヨはにっこりと笑いかけた。

「えーとね、『銀河連合艦隊マーチ』って言うんだよ」

「もしかして……軍歌?」

「グンカ?」

 ミヨは大げさに首を曲げ、人差し指で自分の頬を突ついた。

 少女の脳内ディクショナリーではヒットしなかったらしい。

 仕方がないので、ミヨは母親へと向き直る。

「ママ、グンカって何?」

「軍歌というのは、軍隊のために作られた歌のことです」

 母親から答えをもらった少女は、再び遠坂に笑いかける。

「そうだよ〜♪」

「や、やっぱりあなたたちが地球に来た目的は……!」

 その場から逃げ出そうとした遠坂の裾を、入江が引っ張った。

「待ってください。この『銀河連合艦隊マーチ』は、第四世代が考案した歌なのです。第五世代である我々は、軍隊を持っていません」

 入江の弁明に、遠坂は恐る恐る後ろを振り返る。

「第四世代?」

「はい。私たちのひとつ前の世代のことです。我々の星では、遺伝子工学により子孫の工場生産を始めたときから、順番に世代付けされているのです。第四世代は生物としての繁栄指向を極大化するようにプログラムされていたため、度重なる星間戦争で、母星が滅亡の危機に瀕してしまったのです。その後に作られたのが、我々第五世代なのです」

 入江の説明に納得したようなしてないような顔を浮かべた後、遠坂が口を開く。

「それなら、あなたたちの世代の歌を教えてあげなさいよ」

「我々の世代には歌がないのです」

「歌が……ない?」

 入江は当たり前のように頷くと、先を続けた。

「第四世代の教訓から、第五世代は感情という諍いの原因になる要素を取り除いたのです。したがって、娯楽も世の中から消滅しました」

 このとき遠坂は初めて、入江の精神的側面を理解した。

 入江に感情の起伏がないのは、彼女が宇宙人だからだろうと決めつけていたが、そうではないのだ。彼女は、人工的に感情を除去されているのである。

「それって、人生つまらなくない?」

 思わず、本音を漏らしてしまう遠坂。

 だが、これにも入江は平然と答えを返す。

「つまらないという感情もないのです」

「そう…… だったら、なぜミヨちゃんには感情があるの?」

 遠坂の指摘に、入江は自分の娘を眼差した。

「この子は、第六世代なのです」

「第六世代? つまり、新しいタイプってこと?」

「その通りです。我々第五世代は、当初何の問題もなく暮らしていました。ところが、次第に星の生産量や技術が低下し始めたのです。コンピューターの回答によれば、それは感情を失ったことにより、向上心や嫉妬心も失われ、競争が起こらなくなったためなのです。そこで、第六世代には、再び感情を与えることにしたのです」

 入江の説明に、遠坂はようやく合点がいった。

 それと同時に、ミヨが少しだけ不憫に思えてくる。母親である入江には、つまらないという感情自体がないようだ。しかし、そんな母親を持つミヨは、つまらない家庭生活を送っているのではないだろうか。そう思ったのだ。

 いや、それとも、母親がいるというだけで、ミヨは満足なのかもしれない。遠坂は、葦原のことを思い出す。

 少ししんみりとしてきたところで、入江が口を開いた。

「では、私たちはこれで」

「え〜、もう帰るの? トオサカおばさんと遊んでいこうよ〜!」

 いつの間にかおばさんに戻ってしまった遠坂。

 けれども、入江は抗議の暇を与えない。

「ミヨ、私たちはうろな町へ行かなければなりません」

 愛しい人が住む街の名前に、遠坂が敏感に反応する。

「うろな町へ行ってどうするの? また事件?」

「いえ、私たちはこの無縁坂(むえんざか)高校周辺を十分に調査し終えたのです。今度はうろな町を調査対象にする予定です」

「あら、じゃあお別れなのね……」

「いえ、母艦との通信ポイントはこの町なので、本拠地はここのままです。ただ、夏休みには学校へ来る必要もありませんから、その間にうろな町を調査します」

 調査。またアブダクションでもするつもりかと、遠坂は若干呆れてしまう。

 とはいえ、人を殺して解剖しているわけでもないし、人畜無害ではあるのだが。

「じゃ、また夏休み明けに会いましょう。宿題はやって来てね」

「了解です。……さあミヨ、船に戻りましょう」

 入江はミヨの肩に手を掛け、帰宅を促す。

「トオサカおばさん、バイバーイ♪」

 帰り際に、ミヨが背中越しに手を振った。

 遠坂も手を振り返し、一言付け加える。

「今度から遠坂おばさんじゃなくて、遠坂さんって呼んでね」

「ハーイ♪ トオサカおばさん♪」

 こいつわざとやっているのではないかと睨みを利かせた遠坂だが、入江はミヨの手を引いてさっさと廊下の奥へ消えてしまった。

 独ぼっちになった遠坂は、しばらく廊下でぼんやりと佇んでいた。それから、ふいにプリントの山を思い出し、軽く鬱になった。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました^^


新章は、三衣千月様の企画『うろな・夏の陣』への参加作品です。

第11話は、夏の陣参加前の前振り。

第12話が参加作品(非推理)。

第13話以降が、夏の陣その後、のような展開になります(推理)。

企画とのタイムテーブルを合わせるので、掲載には少し間が空く予定です。


なお本章は、うろな町に住むお化けたちが容疑者になる怪談ものです^^

お楽しみいただければ幸いです。


【パラメーター】

オカルト度  ★★

ミステリー度 ★★

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