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東武瑛自伝  作者: 東武瑛
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出生

私は、還暦を過ぎ、自分の歩んで来た人生を残して置きたい、と思い、自伝の執筆を始めました。

但し、私の本名は伏せ、東武瑛のペンネームで書き進む事にしました。

その理由の一つとして、事実を正確に書く事は、大変難しい事が挙げられます。

また、自伝の中で登場する方々も、本名を出すと御迷惑かける事になると思ったからです。

本作は自伝としましたが、そうゆう意味では、フィクションです。

それを前提に読んで頂ければ、幸いと存じます。

私が生まれたのは、昭和39年8月27日。

辰年でした。

私は父と母、待望の子供だった、と生前、父が言ってました。

それと言うのも、母が身ごもった最初の子は流産し、私が生まれた後、母が身ごもった子も流産したらしいです。

私が生まれた病院は、兵庫県芦屋市の病院で、当時、父は證券会社の神戸支店に勤務。

母は銀行に勤務し、お互い昭和8年生まれ。

両親とも、同じ年、25歳で結婚したと聞きました。

結局、私は一人っ子でしたが、当時は子供二人の家庭が多い時代でした。

私は2歳までしか、芦屋市にいなかったので、当時の記憶は全くありません。

父の転勤で名古屋に在住した頃から、私のこの世の思い出が始まります。


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