ハッピーハロウィン
番外編です
「吾郎!瑠美!玲於!今日はハロウィンだぜ!だから仮装してきたわ!」
遥斗は吸血鬼のコスプレをしてきているようだ
「1人の魔法使いとして言わせてもらうが 過去の魔法犯罪人の中に吸血鬼のような奴がいたらしい
既に逮捕されたが その見た目だと勘違いされるかもしれないぞ」
「えぇー!?そうなの!?でももう着ちまったし、
良いじゃんか!」
「ははは…ハロウィンといえば…仮装もですけど…お菓子も貰うイベントでもありますよね…」
「そうだな!じゃあトリック・オア・トリート!さっさとお菓子よこせ!」
「も、持ってませんよ…お菓子は…で、でも魔法科学実験で研究していた毒入りの
ピーナッツなら…」
玲於の不敵な笑顔に 少しゾッとした遥斗
「あ、いややっぱ貰わなくて良いわ!ところでお前らも仮装しないのかよ?」
「俺は別にしない そんなものに興味はないからな」
「いやいや吾郎とかした方が良いだろ!ギャップ萌えとかあるじゃん!」
「俺はしない 誰かと一緒に楽しんだらどうだ?」
「えぇー他に誰がいるかなぁ…」
すると 考え込んでいた玲於が 口を開く
「あ、じゃあ治郎さんとか…」
「あいつはバナナのコスプレで良いんじゃね?」
「ま、また変なチョイスを…」
「てか、気付いたけど また瑠美ベッドにうづくまってんの?」
「疲労困憊で寝ていたいらしい そろそろお昼だからな 起こしてやるか」
吾郎は瑠美の体を揺らすと 瑠美がゆっくり目を開ける
外は明るく 目の前に吾郎の顔が見えると
すぐに視線を逸らす
「な、なに…?」
「そろそろ起きろ お昼が近い あと 1人うるさい奴がいるからな」
「おーいうるさい奴って酷いじゃねぇーかよ!」
「遥斗か…ってあんたその格好どうしたの…?」
「あ、これか?今日はハロウィンだから吸血鬼のコスプレしたんだよ!」
「過去の魔法犯罪人で吸血鬼の見た目をした人が逮捕されたって事が…」
「あーその話は吾郎から聞いたわ!同じ話すんな!」
玲於は微笑む どうやら面白かったらしい
「あ、先生方からお菓子を貰うのはどうでしょうか…?」
「良いなそれ!じゃあ玲於と一緒に行ってくるわ!」
遥斗は玲於と手を引っ張り 扉を開けて飛び出すように出る
「瑠美、俺達はどうする?」
「馬鹿な事に付き合う暇は無いし 私は寝ようかな」
「いや、もう寝るな 流石に昼になった 時計を見ろ 0時3分だぞ」
「はぁ…分かったよ…」
一方 遥斗と玲於は治郎と出会ってしまっていた
「お前その服ダサすぎんだろ!ファッションセンスねーなー!w」
「はぁ!?それならお前のそのダセェバナナ服の方がだせぇわ!」
「うるせぇ!これも立派な仮装なんだわ!ボケ!」
2人の罵声が廊下に響き渡ると 玲於とミハイルが仲裁に入る
「あ、兄貴落ち着きましょう…今日はせっかくのハロウィンなんですから」
「仕方ねぇなぁ、ミハイル もう行くぞ こんな奴に構ってられねぇわ」
「はぁ!?なんだと!?まぁいいや 玲於 沢山お菓子手に入ったし 一旦寮に持って帰ろうぜ」
「は、はいそうですね…」
遥斗と玲於は寮に戻る
「おい瑠美!吾郎!いっぱい先生とか学生とかからお菓子もらってきたぜ!」
「そうか、それは良かったな 」
「…なぁ、やっぱりハロウィンだからさ 何かしようぜ」
瑠美が冷たく返す
「する訳ないでしょ 馬鹿な事やってないで 勉強したら」
「しようぜ!頼む!一生のお願いだから…!」
遥斗は土下座をしながらお願いする どうやらハロウィンだから一緒に何かしたいらしい
「おい、そこまでする必要な…はぁ…分かった
おまえがやりたいことに付き合ってやる」
「あ!ほんと!?まじで!?よっしゃー!」
遥斗は吾郎にとある服を着せる
「なんだこれは…」
「ふふっ…w」
「あ、あんた何着てるの…?」
「ホラー映画でお馴染みのシクリームだよ!吾郎似合ってんぜ!」
「そ、そうか…似合ってるか…」
「あれ、瑠美さん…どうしたんですか…?」
「別に、なんでもない…」
ずっと俯いてる瑠美にため息を吐く吾郎
「はぁ…こう見えてあいつは 怖い物が苦手なんだ」
「はははっ…!お前ホラー苦手なの!?ちょーギャップ萌えじゃん!」.
「うるさい…」
「わ、私も仮装してみましたけど…どうでもしょうか…?マニオンのコスプレです…」
「めっちゃ似合ってるじゃねぇか!すっげぇ!」
遥斗の言葉に頬を赤めてしまう玲於 少し恥ずかしそう
吾郎はもう仮装用の服を脱ぎ捨ててしまったが 遥斗は仮想姿が見れて嬉しそうだ
4人はお菓子を食べ合いながら
一日を終えた
ハッピーハロウィン
トリック・オア・トリート




