嵐の前の静けさ
犯罪人は減少気味で 数年後には人手が足りなくなってしまうだろう…」
「そこでだ使えそうな魔法使いを何人か“確保”してこい。
スーリヤ、サージ……任せたぞ」
その言葉に、スーリヤは無意識に背筋を伸ばした。
冷気のような威圧感が全身を貫く。
静寂を切り裂くような低い声。
部屋の空気は張り詰め、誰も息を飲むことすらためらった。
冷たい冷酷な声に 少し背筋が凍る スーリヤが恐怖を押し殺しながら答える
「はい…分かりました風太…いや…今はディスペア様でしたね…」
「では俺は部屋に戻る お前らは好きにしろ」
そして ディスペアは自分の部屋に戻ると 幹部は息がしやすくなってきた
「はぁ…まじで本当毎回驚かされるねー、一生慣れないよー…」
セルビイの言葉に共感する様に頷くマーシン
「オレ…オマエノキモチ…トテモワカル…ボスハスコシコワイ…」
「だ、大丈夫ですかマーシンさん…?私が傍にいてあげますよ…!」
「ダイジョウダ…ソレヨリも…マホウツカイヲ…コロシニイクゾ…」
こうして、ヴィラの幹部はそれぞれ別行動をして
スーリヤとサージは 使えそうな魔法使いを誘拐する事にする
車を走らせながら 夜の街 東京の渋谷で魔法使いを探していると
金髪の赤色の瞳の 目が死んでいる女の子の魔法使いを発見したサージ
「あいつの目…良いなぁ…好きな目してるわぁ…でも…男といるな…
誘拐は出来ねぇな…」
「あいつはやめとけ 魔力量が少なすぎる 私はあんな奴は気に入らない」
「はいはい…冷たいヤツだなぁお前は…」
「今日は見つかりそうにない このまま帰るぞ」
帰ろうとしたその時 外から叫び声が聞こえる
「待てっ…!スーリヤ…!お前だということは分かってる…!」
「出てやれば?人気者のスーリヤさん?」
「はぁ…仕方ない…この騒ぎを収めるためには殺すしかない」
車から降りて 冷酷な目で目の前の魔法使い2人組みを見つめる
「八村 こいつが…スーリヤってやつか?」
「あぁそうや…たくっ…こんな所で会うとはな…」
「あんたがヴィラ最強の…幹部…?殺してやる…」
瑠美が雷魔法を全身に纏い 魔力量が大幅に増加する
(こいつ…どこかで見た事が…まさか綾瀬毛家の娘か…?)




