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魔法地獄界隈  作者: 晶ノ
魔法使い狩り編
41/49

諦めない心

瑠美も全身に雷魔法を纏う 衿のお陰で吾郎と瑠美は


何とかこの状態を保てている


「ッ…!」


一気に飛び 蹴りでゴーナウトの腹部を蹴る


しかし やっぱり効いてはいない


拳を振り上げ 瑠美の腹部に渾身の一撃を入れる


「 くっ、やばっ、意識が」


少し意識を失いかけるが すぐに体勢を整え


ゴーナウトの背後に回り込み 雷魔法を放つ


それをかわしたゴーナウトが ナイフを取り出しさそうとすると


雷が曲がってゴーナウトの背中に直撃する


瑠美はあえて外してゴーナウトの背中に当てるように小細工をしていた


「んっ…少しは効いた チッ」


ゴーナウトが走り出し 地面を蹴ると 瑠美が宙に浮かんでしまう


ゴーナウトが頭を掴み 降下し地面に頭を叩きつける


ギルが吾郎のお腹に手を当てて 消滅魔法の斬撃を放つ


吾郎はお腹を怪我したが 何とか耐える


地面に岩を生やして ダッシュして槍を作りギルのお腹めがけて刺そうとすると


ギルはそれをかわして斬撃魔法を放つ


吾郎は槍を回して斬撃を斬る


ギルが背後に回って背中を蹴って地面に落下させる


吾郎が岩で道を作りそこに何とか立つ


ギルの元に走り出し槍を投げるとギルがかわす


しかしそれは罠で


岩の道から岩のような触手が現れギルの両手を拘束する


そして吾郎はダッシュして 飛んでギルの腹部に蹴りを入れる


ギルは目を大きく見開き 血を吐く


「ゲホッ…ふふっ、やるなぁ君」


「油断するなよ これだけじゃないからな」


「な、なんだあれは」


岩で作った龍を呼び出し 拳に力を込めて ギル顎を思いっきり殴る


「なっ…まさか…お前に…ちくしょう…!」


ギルは言葉を放ち 気絶する 吾郎も座り込む


はぁ…中々苦労した あとは瑠美の元に行かないとな



一方その頃 瑠美は ずっと殴られていて 苦しめられている


「どうした?この程度ですか?やはり貴方も両親と同じように 無様ですねぇ」


その言葉に瑠美はイラッとする




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