表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法地獄界隈  作者: 晶ノ
魔法使い狩り編
37/44

命がけの確保

ダッシュで間合いを詰めて 炎魔法を放つ


ゴーナウトは効いてる様子がない


「ははっ、これでは効かないよ」


治郎のお腹に強烈な蹴りが入る


「グハッ…!?」


そのまま顔を殴られ 吹き飛ばされてしまう


吾郎は気が付く


「あいつ、魔法を使わない 身体能力のみか」


瑠美はゴーナウトの足を蹴ろうとすると


ギルが目で威圧をかけて瑠美は動けなくなる


「か、体が動かない 殺気が」


ゴーナウトは瑠美の頭を掴み 壁に何度も頭をぶつけて


瑠美をぶん投げてしまう


遥斗は瑠美をキャッチして 下ろす


「だ、大丈夫か瑠美!?しっかりしろ!」


「う、後ろ」


ギルが駆け寄っており 消滅魔法を放つ


「ッ…!?」


頭が吹き飛ばさされるかと思うと 吾郎と治郎の炎魔法でなんとか防ぐ


「中々やるな でも、これだけか」


遥斗の腕を掴み 振り回して 吾郎にぶつける


治郎が炎魔法で 剣を作り出す


「喰らえっ…!」


ギルのお腹を刺そうとすると 全く刺せない


ゴーナウトが腹部をぶん殴り 顔を何度も殴る


ゴーナウトのパンチの威力は一つ一つ重すぎて


治郎は死にかける


遥斗が駆け寄りゴーナウトの目を自身の草魔法で目隠しさせ


治郎をこっちに抱き寄せる


「たくっ、やめろっ気色悪いな あいつ強すぎる」


ギルが背後に回り 渾身の蹴りを2人の顔に決める


そして大きく吹き飛ばされる


ミハイルはその状況を見て冷や汗をかく


ギルは気付く


「ミハイル?そして 衿もか?出来損ないの妹と弟が何故ここに?」


「兄貴を止める為だよ」


ミハイルがそう呟くと ギルに間合いを詰めて


雷魔法を放つ 瑠美より火力の高い雷魔法だ


ギルは効いたかと思うと そんな事はなかった


「馬鹿が」


そうギルが放つと同時に ミハイルの腹部に彼の


消滅魔法が放たれる 腹部に大きな傷が入り


血が噴き出す


後ろに大きく戻される


治郎が叫ぶ


「おいやめろ!ウラーラはどうした!」


「あいつは人質だ 外にいる 吊るしているから」


吾郎が呟く


「てことは 玲於も吊るされているな」


遥斗が駆け寄る


「どうする?このままじゃ勝てねぇぞ」


「死んでしまう可能性も高いな おい避けろっ!」


「なっ…!?」


消滅魔法の斬撃が飛んでくる


「あっぶねぇ…」


瑠美は心の中で 魔法暗殺人は暗殺組織 MHOだというのも知らされて ヴィラにも関わりがあるとも知っている為


あまり殺したくはない 情報を聞き出すには


死にかけまで追い詰める必要がある


全員に雷魔法を放ち 1段階攻撃力を上げる方法に出る


ゴーナウトの背後に回り首を蹴る


すると ゴーナウトは気付いていなかった


それほど威力が足りないということでもある暗示でもあった


瑠美は足を掴まれて テーブルに大きく叩きつけられ


血を吐く


「ガハッ…!?」


瑠美はそのまま吹き飛ばされる


吾郎が駆け寄る


「まだ立てるか?」


「ちょっと厳しい 全身が痛い」


「少し休憩していろ 俺達がなんとかする」


「いや、私も立つ 理由があるから」


瑠美の目には殺意しかない


少し驚いてしまう吾郎


「理由がなんであれ あいつらを確保するぞ」


「うん、分かってるよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ