表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法地獄界隈  作者: 晶ノ
魔法使い狩り編
34/51

導き

こうして一時的に新しい仲間を迎え入れた


魔法使い狩りの死刑囚の内の1人 ギルに関して


何か情報が掴めるかもしれないと思い 吾郎が話しかける


「その死刑囚ギルとは ナインでやり取りとかしてないのか?」


衿はこう答える


「そうですね、ちょこちょこ会話しますけど そこまで会話したことはありません」


「そうか それだけでもかなり助かる情報だな 場所とかってのは分かるか?」


「 分かりませんね 多分聞いても答えてくれないと思います」


遥斗が話しかける


「いやいや 一度聞いてみようぜ!もしかしたら答えてくれるかもだろ?」


「は、はい 電話をかけて聞いてみます」


衿が電話している間 4人は作戦会議をする


「良いか?お前ら、分かったとしても そこに行って死んだら元も子もない 今のうちに作戦を立てるぞ」


「そうだな!あいつの魔法犯罪人撲滅委員会から出された指名手配から情報を見る限り 消滅魔法を扱うそうだぜ?」


「おい待て、消滅魔法と言ったな?」


瑠美が少し驚く


「そういえば前学校に襲撃しに来た人も 消滅魔法扱ってたよね?」


玲於も話す


「で、でも 魔法は色んな人が使うので… その人一人が使う魔法でもない気が…」


「いや、可能性が高いというだけだ 奴がギルなら 遥斗の復讐は達成できるかもしれない」


「そ、そうだな…あの日以来復讐を誓ったよ…俺は友人も失っちまったし…同一人物ではあってほしいけど…」


瑠美が口を挟む


「へー、復讐とか誓ってたの?普段の姿を見てるとそんな事する人とは思えなかったなぁ」


「そりゃそう見えるよなー、でも目標が出来たって事だし、俺も頑張らねぇとな!」


彼は明るく言っているが 心の中では殺意に満ち溢れている


すると 衿が電話を終えて 話しかける


「あ、あの皆さん お兄様のギルの居場所が分かりました」


「な、なんだと?すぐに教えてくれ どこにいるんだ?」


「えっと、福岡タワー周辺にいるらしいです」


「福岡タワー!?普通に観光しようと思ったのにぃ、まあ良いや、皆行くぞ!」


「行くのは良いが 体力は温存しろよ お前ら」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ