情報収集 そして褒め合い
「はぁ、まじでなんだよあいつ 偉そうな事言いやがって!」
遥斗はそう言いながらブツブツと歩く
玲於はコミュ障の為話しかけられなかった
すると遥斗が話しかける
「そういえば玲於ってまあコミュ障だろ?よく俺達に話しかけられたよな、俺そういう所かっこいいと思うぜ!」
「あ、ああありがとうございます…初めて褒められました…」
玲於は頬を赤めているが 隠している
こうして 色んな人に魔法使い狩りがどこにいるか情報収集するため
色んな人に話しかけるが 一切情報が入らない
しかし 一個手に入ったのは 最近は脅威が増しているようだ
ただでさえ異次元に強いのに 未だに成長しているという
「わ、私達ちゃんと確保出来るでしょうか…」
そんな玲於の言葉に 真剣な顔で遥斗が言う
「大丈夫だ、何かあれば俺達がいるから 安心しろ」
「は、はいわかりました…」
「 甘く見るなよ遥斗 魔法使い狩りは最高ランクCの1つ下 Dランクだからな」
「分かってるよ、でも俺はワクワクすんだよなぁ」
少し微笑む吾郎
「お前は能天気な奴だな、そこがお前の凄い点だな」
「へへっ!そうか?ありがとうな 瑠美の良い所はなんだかんだ仲間想いの所だな!」
「って、急になに?ビックリするから」
「ははー、また照れてんな?たくっ恥ずかしがり屋だなー」
また頬をツンツンされている 不愉快すぎる
そう言い博多駅周辺を歩いていると また治郎達に会ってしまう
「あ!お前ら!たくっここにもいんのかよ、役立たずは帰れっつーの」
遥斗が反論する
「役立たずは治郎の坊ちゃまの方じゃねーのー?つってな!」
「な、なんだと!お前!」
吾郎が呆れながら言う
「はぁ…また始まったか…」