27/41
背後からの使者
深夜2時 綾瀬瑠美は眠れていない その為散歩する事にする 博多駅について 周りを
歩いている 少しながらの罪悪感を感じているが まあ良いだろうと思い散歩をしている
「あ、そういえば、あの殺人事件が起きた場所に向かってみるか 魔法使い狩り 強すぎでしょ」
事件が発生した現場に向かうと 辺りはすっかり掃除されており 跡形もなく片付けられている
「魔法使い狩りに関しての情報は掴めそうにないな はぁ、くそっ」
諦めて事件現場からは去り 博多駅の辺りをうろつく
店はほとんど閉まっているため ため息を吐いた時 背後に気配を感じる
どうやら後を付けてきたらしい 気配を感じ、すぐさま振り返ると 後をつけてきた人物が
瑠美の口を手で塞ぎ 路地裏に連れていく