開幕
翌朝、瑠美は起きると寮には誰もいない 寝坊してしまったが とりあえず教室に向かう
教室に向かう最中思い出した 今日は休みだということに 魔法学園では生徒一人一人に休みの日がある
瑠美は今日は休みなので 訓練所に向かい ひたすら訓練する 彼女は訓練しながら 両親を殺された
あの日を思い出す 取り乱しそうになるが 感情を抑えて落ち着く そして復讐を誓い
毎日その事しかあんまり考えられておらず 彼女は少しばかり疲れている
すると 授業を終えたばかりの寮の仲間が来た 少し心配していると 瑠美は口を開く
「どうしている場所知ってるの…?何で?」
吾郎が口を開く
「最近、お前は話をしているのに真顔で固まっている それが気になり 実はひっそりとお前をこっそり追いかけてたんだ」
玲於が少し震えながら喋る
「あ、あの…最近どうしたんですか…?元気もないように見えますけど…」
遥斗も続けて言う
「俺達が話聞くからさ、話してくれよ 浮かない顔してないで少しだけでも」
瑠美は少しイライラしながら話す
「ごめんけど、あんた達にはどうせ分からないから話さない ごめんけど帰ってくれない?」
遥斗が口を開く
「そ、そうか、でも寄り添いは出来るから いつでも相談しに来いよ あっ、そういえば みんなで魔法犯罪人を捕まえに行ってみないか?魔法学校宛に実はかなりの依頼件数があって、俺達でもできるのはあるからさ」
吾郎も頷く 玲於は少し躊躇している
「で、でも中には高ランクの人でないと討伐出来ない程の犯罪人もいるし…その人と当たったらどうすれば…」
遥斗は元気いっぱいの声で玲於に話しかける
「心配すんなって!俺達がいるから!じゃあ早速依頼を確認しに行こうぜ!」
こうして 皆は遥斗は強引に皆の許可を得ずに連れていき 面白そうな物を見つける
「えっと、最近脱獄した魔法犯罪人の死刑囚を捕まえて欲しいって依頼 面白そうじゃないか? スーリヤ アーヴァント ギル ミラウ テリヤの5人が脱獄したらしいぜ」
吾郎が冷や汗をかく
「そいつらは魔法使い狩りだ 奴らは逮捕されたと言っているが それはあいつらの作戦だ あくまで予想だとな それを俺達で捕まえると?」
玲於は怯えているが 遥斗は寄り添う
「大丈夫だって!じゃあ準備して行こうぜ!魔法使い狩りを捕まえる旅へ!」
こうして 4人の新たな目標が出来た