1日
訓練も終わり 一息つく寮の仲間 瑠美が勉強していると 玲於が来る
「あ、あの…私にも…数学というのを教えてくれませんか…私全然だめで…」
「良いけど ちゃんと今度のテスト赤点回避してくれないと 困るから」
「は、はい…頑張ってみます…」
2人は勉強会を開き 瑠美は玲於に数学を教える 最初こそ解けなかった玲於だが 徐々にわかるようになっていった
「も、もう4時間経ってしまいましたね…お昼の時間です…食堂に行きましょう…」
「そうしようか、そろそろカレーには飽きたから 他の物でも食べようかな」
「え、えぇ…1ヶ月もカレー食べ続けてたなんて信じられません…」
「なんでその事知ってるの?」
「あ、いえ、食堂で毎回食べてるの驚いてて…」
そうぶつぶつ喋りながら 2人は食堂に着いて メニューを選ぶ
「今日はしゃぶしゃぶにでもしようかな ちょっと高いけど」
「3000円ぐらいしますよ…討伐依頼の報酬とかで稼いでるんですか…?」
「稼がないとやってけないでしょ、そもそもお金で買うシステムクソすぎない?」
「ま、まぁまぁ…落ち着いてください…では私は…瑠美さんのしゃぶしゃぶ食べます…」
「こ、これは私のなんだけど あんたにお肉取られるのめっちゃ嫌だ」
「お、お金に困ってて…お願いです…ください…」
上目遣いされてお願いされると 呆れながら仕方なく頷く
「分かった分かった 一緒に食べるから それやめて」
「や やった…!私もしゃぶしゃぶが食べれる…!」
こうして席につき しゃぶしゃぶを嗜む
「あ、あの…口空けてくれませんか…?」
「え、あ、うん、あ、あーん…?」
玲於は瑠美の口の中にしゃぶしゃぶを食べさせてあげる
「わ、私こんな事されなくても自分で食べられるけど?」
「ご、ごめんなさい…少しやってみたくて…漫画でよく見るのを真似しました…」
ため息を吐きながら しゃぶしゃぶを食べ終えた2人
「お腹いっぱいになっちゃった まだ時間あるし 何しようかな」
「そうですね…あ、じゃあ一緒に 魔法学校にあるゲームセンター行きましょう…」
「わ、私ゲーム下手くそなんだけど それでもいいの?」
「は、はい全然いいです…!じゃあゲームセンター行きましょう!!」
2人はゲームセンターに着き シロポンボールスーパーハイパーズで勝負をする
玲於は10回中10勝してしまい 瑠美は全敗してしまう
「やっ、やった…!全部勝てました!」
「つ、強すぎ…私こんなに弱いんだ…プロじゃん…」
「あ、もうすぐ授業の時間ですね…戻りましょう…」
こうして2人は教室に戻り そして授業が全て終わり 寮に戻る
全員寝ている中 瑠美の寝ているベッドに玲於が入り込む
「ん…?なんか暑いような…」
「あ、ごめんなさい…」
瑠美が右を向くと 玲於が近くにいる 至近距離だ
「お、おやすみなさい…」
「あ、うん おやすみ」
こうして1日が終わった