ごめんね
魔夜は走馬灯を見る 魔夜は幼い頃からずっと 両親からずっと成績を求められていた
常に完璧を求められ 疲れ果てていた そして彼女は1度自殺をした しかし 何故か生きていた
それは若狭のおかげだった 若狭はその現場を見ており 生き返らせたのだ 自身の寿命を縮ませて
魔法学校入学からたった1日の話だ 何でだろうと魔夜は考えていた時 若狭は口を開く
「おい、ちゃんと生きてるよな?良かった、飯食えよ飯 お腹空いてるだろうから」
魔夜は泣き出す
「どうして…どうして生き返らせたんですか…!死んだら解放される世界もあるんですよ…!自殺を止めて英雄扱いされても…その自殺未遂を起こした人の人生を考えた事はあるんですか…!」
若狭はその言葉を聞き ため息を吐く
「はぁ、でも死にたい気持ちは分かるけど その時は俺に話してくれ」
魔夜は怒り出す
「あなたになんて分かりません…!どうせ理解なんてしてくれません…!」
泣きながら訴えてくる魔夜に 若狭は言う
「ああ 分からねぇよ 死にたいって気持ちが分かるだけ お前の気持ちはお前にしか理解出来ねぇよ でも 少しは その 寄り添える事は 出来るかもって思ってだな…」
魔夜の涙は少し止まる
「そ、そうですか…でもこれ以上は関わらないでください…」
「やっぱ俺と少し似てるな まあこれ以上関わるなって言われたから関わらねぇけど お前が話しかけに来るなら乗ってやるよ じゃあな」
そう言って帰る若狭に 少し胸がキュンとする 魔夜はそのとき 恋心が粘えてたのだ
しかし その後若狭の死亡が分かったあと 彼女は自身の腕をひたすらナイフで傷付け リストカットをしていた
そして 犯人に復讐を誓い 魔法学校で犯人探しを手伝ってくれる人を探した
そして今 魔夜は 静かに息を引き取りかけている そして 最期に叶和が口を開く
「ちなみに 私は復讐のために ごめんなさいけど 若狭って子を殺したの あの面気に入らなかったから 友達のあとを付けて 友達も殺したの」
魔夜は泣きながら 倒れる