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詩集『曲解』第二十九部
詩集『曲解』
第二十九部
○
幻日において、飛行する飛行物体よ、平和を収めよ。
ー曲解したのは、海外、国内、我々には事実は分からないという訳である。
テリトリーなら、爆発した後の瓦礫が、生命を宿しているさ。
ーお前の眼前には、結句、俺の必要物が、さざ波の如く。
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噛みついた少年、遠くまで飛べるという錯覚の内、停滞の思考回路。
ー温めた心臓が、階段を転がる様に、落ちて行く様は、堕ちて行く。
光の輝きは、俺にとっては、痛恨の手のヒビの日々、曲解。
ー例の日常茶飯事も、一つ前進したなら、それで素敵なことなんだろう。