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詩集『曲解』第二十一部
詩集『曲解』
第二十一部
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手に取る様に、分かった分からなかった、文明の実利の根拠。
ー跡形もなく、我々は、ついに、何処へ進むのか。
分からない軸が、本当の、自己証明なんじゃないか。
ーケースバイケース、ウィンウィンで、頓挫する、破滅的使者よ。
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まとまらない、まとまるが、勝ちの価値の、形相をば。
ー決意あたらにして、焼き肉弁当、弱肉強食、凶器の手刀が、ほろはの。
エズいた時の、果てしないカラオケなどの、処方箋を、手から闇へ。
ー偽ることない、真実なら、灰色も喝采してくれるだろうか。