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【書籍化】ゴミ以下だと追放された使用人、実は前世賢者です~史上最強の賢者、世界最高峰の学園に通う~  作者: 夜分長文
4.闘技大会編

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46.エピローグ

「「「かんぱーい!」」」


 一年生の教室には、これでもかと料理が並んでいた。

 闘技大会優勝記念式典だ。


 クラスメイト全員が楽しそうに、話したり料理にがっついたりしている。


「よかったのかい。最下生っていう称号のままで」


 エレア先生が肩を突いてきた。


「はい。まあ、あれですよ。俺は意外にも最下生っていう称号を気に入っているってだけです」


 最下生だからこそ、ユリやサシャ。エレア先生と親しくなれた。もし、普通の生徒として入っていたら話は別だったかもしれない。


「もしかしてドMだったりする?」

「やーい! ドM!」

「もしかしてMなのですか?」


 間にユリとサシャが入ってきて囃し立ててくる。


「おいおい。俺は決してMではない」


 そう言うと、彼女たちは楽しそうに笑みを見せた。

 ちなみに、ロットはトレイ伯爵のもとへ帰った。


 今は大人しく、父の仕事の手伝いをしているはずだ。

 そう、もう終わったのだ。


 暗雲の魔女との戦いは、もう完全に。


「……これからも、よろしくな」

「どうしたんです改まって?」

「ちょっと、顔赤くなってるよー?」

「もしかして照れちゃってるのかなぁ?」


 まったく、彼女たちは相変わらずだな。


「……これからもよろしくお願いします」

「うん! これからもお願いね!」

「先生として、頑張るよぉ」


 でも、なんだかんだで。

 前世では得られなかった最高の友達を手に入れた。


 俺は今、最高に幸せだ。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

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