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雑文SF「ツインズ・ブラッティの大冒険」  作者: ぽっち先生/監修俺
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どきどきわくわくの修学旅行

さて、私たちが周りに隠していた特殊能力が何故スカウトのおっさんにバレていたのかについては、実は大方察しがついている。それは私たちが今年の夏、3学年の修学旅行でキョウミヤコへ行った時に遭遇した事件だ。

その事件は私たちがキョウミヤコへ到着した次の日の班行動の時に起こった。この日、私とリリィは別々の班で行動していた。何故なら私はリリィが選択した最新のインテリジェントビルのお披露目閲覧会なんつうものには興味がなかったから。

なので私は無難にキョウミヤコの商業地区でウインドウショッピングをするという班に紛れ込んだ。そう、あくまで見るだけ。だって私はお買い物出来るほどお小遣いを持っていなかったからね。あっ、でも孤児院の子たちへのお土産代はこっそりシスターから貰ってました。だけどこれはあくまで子供たちへのお土産代だからそれ以外には使えないのよ・・。

まぁ、そんな訳で私の自由になるお小遣いの額は非常に質素で奥ゆかしいものだったんだけど、それは班の他の子たちも似たり寄ったりだったのでクラスメイトの中には私たちの班を貧乏人の集まりと陰口を叩く者もいたらしい。でもそれも私が参加するまでの間だ。私が参加すると知った途端、そいつらは一様に口をつぐんだらしい。

まっ、当然よね、だって私はみんなから畏敬の念を持って崇められるスクールクィーンなんですものっ!はははっ、私に面と向かって貧乏人なんて言う命知らずなやつは出ておいでっ!ネットで陰口を書き込むようなやつには正義の鉄拳をお見舞いしてあげるわっ!

で、そんな訳で私は用心棒として班のみんなに喜んで迎えられモールの中をあちこちわいわいと見て回っていた。うんっ、結構楽しかったわ。

確かにきれいなドレスなんかを見ていると物欲がふつふつと湧いてくるけど、そこはほらいづれ自分でお金を稼いでから買えばいいんだから我慢も出来ます。それにこうゆうのって手に入れるまでの過程も楽しいからね。あれにしようか、こっちもいいななんて考えながらみんなと品定めをするの。ふふふっ、世の中にはこんな楽しみ方もあるのよ。お金持ちでは味わえない楽しみ方でしょ?だってお金を持っている人なら悩まず買っちゃうはずだもんね。ちっ、羨ましくなんかないぞっ!

だけど私がとあるお店のウインドウに飾られていたドレスの前で未来の購入計画を練っていた時、私の相棒であるリリィはとんでもない災難に遭遇していたのだった。


さっきも言ったけど、その時リリィたちの班はキョウミヤコの駅前に建った最新のインテリジェントビルのお披露目閲覧会に参加していた。このお披露目会は生徒たちに何故か人気があり多くの班が見学コースに組み入れていた。そう、ジュニアハイスクールくらいの年頃って何故かこうゆう最新のモノに弱いのよね。なんていうの?自分が成した訳ではないんだけど、まるで自分の為に用意されたような気分になるらしいわ。

だからそんな彼ら彼女らは案内人に連れられてカルガモの雛たちのようにわいわいとビル内のあちこちを見て回ったらしい。そして、そんな生徒たちの一番のお目当てはビルの最上層階にある展望ラウンジだ。

基本、キョウミヤコには景観を遮断しないようにと建物には高さ規制があったのだけど、このビルを誘致した市長は市の条例を改正し駅前にこの国で一番高いビルをおっ建てたらしい。なので展望ラウンジからは遠く富岳山まで見えるんだとか。まぁ、晴れてクリアな視界がある時に米粒大の大きさでどうにか天辺だけがかろうじて見えるという注約付きらしいけど・・。


だけどこの高層ビル建設は、条例で規制してまで都市の景観を守ろうとしていた保守派市民の反発を買った。そんな保守派の中には自らの主張を押し通す為に過激な行動に出る者まで現れる。とは言っても殆どの者たちは口先だけで精々ネット上に市長への殺害予告を書き込んだり、ありもしない爆破予告のメールを送りつけたりするくらいだったらしい。

だけどそれらの行動はニュースで取り上げられ、保守派は全うな抗議行動も出来ない子供じみた集団とのレッテルを貼られる。そんな国民の失笑に自尊心を甚く傷つけられたと思い込んだ一部の過激な保守派の者たちは、ついに武力発起というとんでもない事をリリィたちが参加したビルのお披露目会当日にしでかしたのだった。

とは言っても私はその場に居なかったのでこれらの事は全て後で見聞きした受け売りです。なのでそこら辺の事は謎のナレーション担当の俺さんに語って貰うわねっ!


その日のキョウミヤコは夏場特有のうだるような暑さに見舞われていたが、竣工したばかりのインテリジェントビル内はAIによってデジタル管理された空調によって快適な温度に保たれていた。なので市長の長々とした挨拶でも貧血で倒れこむ者も現れず式典は淡々と進んだ。そして漸くお披露目会に集まった人々がお目当てとしていた内覧へとプログラムは進む。


「それではこれよりグループに分かれてビル内を見学して頂きます。みなさんは事前にお渡ししておいた番号札と同じ旗を掲げる案内人の下へお集まり下さい。」

進行役の説明に会場にいた人々は自分の持っている番号と同じ旗を掲げる案内人の下へと集まりだす。


「あーっ、私たちは78番だからあの人が案内してくれるのね。」

「はぁ~長かったわ。何で肩書きに長が付く人の話ってああも長いのかしら。もしかして10分以上話さないとならないとかいう決まりでもあるの?」

「多分話の長さでボーナスの額が増えるのよ。だからどんどん水増しするんじゃない?」

「成る程、だから逆に内容は薄くなるのか。」

「あはははっ、言えてるっ!しかも話の殆どは自分がどれだけこのビルの誘致に尽力したかなんて自慢話だったし。」

「えっ、あなた市長の話をちゃんと聞いてたの?すごいなぁ。」

「だって一応後で感想文を書かなきゃならないからさ。修学旅行は課外授業の一環らしいからね。」

「あーっ、確か先生がそんな事を言ってたっけ。でも私は展望ラウンジからの景観をちょこっと書いてお茶を濁すわ。」

リリィが加わった班の生徒たちは長かった式典にうんざりしていたのか、漸く苦行から開放されたとばかりにわいわいとお喋りをしながら自分たちの番号の旗を持つ案内人の元へと移動した。


「皆さんこんにちは。私は皆さんの案内役を務めさせて頂く佐藤両々と申します。さて、学生の皆さんにセレモニーはちょっと退屈だったでしょうから細かい注意事項の説明は抜きにして、早速皆さんのお目当てと思われる最上階展望ラウンジへ一番乗りする事にしましょう。」

「わーっ、サイコーっ!一番乗りだってっ!」

「いや~、お姉さんは話がわかっているなぁ。市長とは大違いだ。」

案内役のお姉さんの粋な計らいに生徒たちは大喜びだ。なので図らずも生徒たちは親の後を必死について歩くカルガモの雛たちのように素直に彼女の後ろについてエレベータホールへと移動した。


「さて、それではここで説明をひとつ。このエレベータは最上階ラウンジへの直通となっています。そしてその上昇速度は現在世界一でギネスにも申請中なんですよ。」

「わーっ、すごーいっ!」

お姉さんの説明に生徒たちは素直に期待をあらわにした。そんな生徒たちにお姉さんは更にたたみ掛ける。


「しかもコンピュータ制御された防振装置により、なみなみと注がれたコップを床に置いても一滴もこぼす事無く上昇下降ができるとメーカーは自負しております。」

「私聞いた事があるわ。なんでもタテハマにあるビルのエレベータは十ギール硬貨を縦に立たせて上昇しても倒れないんですってっ!」

「げっ、マジかっ!接着剤でも付けてたんじゃないのか?」

そんな生徒たちの会話を横で聞いていた案内役のお姉さんは自分が作った訳でもないのに自信満々に生徒たちをおあった。


「ふふふっ、なんでしたら試してもいいですよ。今回は皆さんしかお乗せしませんから。でも普段の時は他の方に迷惑となりますから止めて下さいね。」

「うぉーっ、誰か十ギール硬貨持ってないかっ!」

「駄目だっ、俺のは全部角が丸く磨り減っていて立たないっ!」

「馬鹿ねぇ、別に十ギール硬貨じゃなくたっていいじゃない。500ギール硬貨の方が厚みがあるから立ち易いんじゃない?」

「げっ、500ギール硬貨様をそんな事に使ったりしたらバチが当たらないか?」

学生たちの微笑ましい会話に案内役のお姉さんは笑顔だったが、エレベータを使用するのは彼らだけではない。なのでお姉さんは生徒たちの会話に割って入り次の説明を始めた。


「さて、後もつかえているので上に参りたいと思います。それでは皆さん身構えて下さい。このエレベータの上昇速度は先にも言いましたが世界最速です。なので気を抜いていると上昇時の加速Gに押し潰されてぺちゃんこになっちゃいますからね。」

「きゃーっ、こわーいっ!」

「いやいや、いくらなんでもそれはないだろう。話を盛り過ぎだよ。」

「俺、普通のエレベータでもたまに気持ち悪くなるんだよな。特に上の階に止まる時のふわっとした感覚が駄目なんだ。」

「ダセェー、そんなんじゃwwwsのクライス・レゾリューターにゃ絶対なれないぞ。」

「ううっ、緊張した来た・・。先にトイレへ行っとけばよかったよ。」

生徒たちのさまざまな反応に案内役のお姉さんはにこりとしながら手元のメンテナンス用と書かれたパネルを開けスイッチを押す。そして何事もなかったかのようにエレベータの扉を閉じた。するとエレベータは何の振動もなくするすると上昇を開始する。


「おーっ、本当に揺れないぜっ!でもべしゃんこってのはやっぱり言い過ぎだな。」

ひとりの男子生徒がそんな事を言った時である。振動こそはないがエレベータの上昇速度が2次曲線的に加速を始めた。

そう、実はお姉さんが押したスイッチはメーカーがエレベータの性能試験用に取り付けておいた最速ボタンだったのである。


「ぐわっ、な、なんだっ!急に体が重くなったぞっ!」

「ちょっ、なんなのっ!立っていられないっ!」

生徒たちの悲鳴にも似た戸惑いの声の中、エレベータの現在位置を表示するパネルの数字が見るみる大きくなってゆく。仕舞いには1の桁の数字が読み取れないほどのスピードで変化した。

「なんなんだ、あの階数表示はっ!壊れたんじゃないのかっ!」

「ぐえーっ、ベンチプレスで押し潰されているみたいだ・・。」

上昇前はお姉さんの説明を鼻で笑っていた男子生徒たちも今では涙声で、通常の倍以上に重く感じられるようになった自身の体重に文句を言いながらもなんとか耐えている。そんな生徒たちにお姉さんも備え付けのバーにしがみ付きながらそれでも笑顔で今の状況を説明をした。


「現在の加速度はほぼ3Gを少し超えるくらいです。これはスペースシャトルが上昇する時の加速度とほぼ一緒です。」

「ぐはっ、そんな馬鹿な・・。」

「3Gって、もしかして今体重が通常の3倍になっているって事?やだっ、私今100キロのおデブちゃんと同じ体重になっちゃってるっ!」

「お前、こんな状態でよくそんな事が言えるな。でも体重が3倍になったのならお前の体重は100キロじゃなくて170・・、ぐえっ!」

女子生徒の間違いを指摘した男子生徒は、微妙な乙女心のサバ読みを指摘されムっとなった女子生徒に圧し掛かられぺしゃんこになった。

しかし、如何に高層を謳うビルでもその高さには限りがある。なので突然の重荷重体験もほんの数秒で終了した。しかし、動き出したエレベータは次に制動を掛けなくてはエレベータシャフトを突き抜けてしまう。なので生徒たちは一瞬の無重力状態ののち、今度はマイナスGを経験することとなった。因みにマイナスGの説明は面倒なのでここではしない。興味のある方はご自分で調べて下さい。


さて、お茶目な案内役のお姉さんによって図らずしも擬似無重力体験をしてしまった生徒たちだが、何とかマイナスGにも耐え最上階の展望ラウンジへとたどり着いた。


ぴんぽ~ん

「はい、最上階へ到着いたしました。皆さまお降りの際は足元にお気をつけ下さい。」

最上階への到着を知らせる電子音と共にお姉さんがはやる気持ちの生徒たちに注意しながら扉を開くボタンを押した。だが生徒たちはそんな注意など聞いていない。生徒たちは皆、エレベータの扉が開くと逃げ出すかのようにエレベータの中から飛び出した。そしてまだ誰もいないエレベータホールの床に倒れこみ、今しがた体験した事への『感想』を言い合う。


「くっ、まさか最新の高性能エレベータが実は密室過荷重殺人用のトリックアイテムだったとは知らなかったぜ・・。」

「そうだな、世の推理作家たちはなんでこんな完璧なトリックをネタにしないんだろう?」

「馬鹿だなお前ら、作家なんて一部のベストセラー作家を除いてみんな兼業なんだよ。だから仕事に追われて俺たちみたいに純粋な気持ちでエレベータなんかにゃ乗らないのさ。」

「俺たちって純情だったのか?どちらかというとアホだからお姉さんにお仕置きされた気がするんだが・・。」

「というか、スペースシャトルっていつの時代の話だよっ!今時のシャトルは垂直上昇なんてしねぇぞっ!」

そんな愚痴を言い合う男子生徒たちに対して、最後に悠々とエレベータを降りてきた女子生徒が呆れ顔でからかった。


「あなたたちだらしないわよ。あの程度の負荷くらいでへばっていたら宇宙になんて行けないんじゃないの?」

「リリィっ、お前やエルと俺たちを一緒にするんじゃねぇっ!というかお前が異常なんだっ!なんで3G加速環境で立っていられるんだよっ!」

「そんなの決まっているじゃない。根性よっ!」

リリィの何ともな答えに男子生徒たちはこりゃ駄目だとばかりに反論を諦めた。

だがそんな生徒たちに対して一番最後にエレベータを降りた案内役のお姉さんは、こんなところでへたりこまれては今後の案内予定時間に遅れが出てしまいお昼の休憩時間に食い込んでしまうとばかりに生徒たちを急き立てた。


「それでは皆さん、こちらが当ビルの目玉のひとつである最上階ラウンジです。本日は天気もよく空気も澄んでいますのでもしかしたら富岳山が見えるかも知れませんよ。因みに望遠鏡は通常有料ですが本日は無料開放されています。なのでごゆるりと景色をご堪能下さい。」

「えっ、タダなの?うぉーっ、ならば見なくてはっ!」

望遠鏡がタダとの説明に男子生徒たちは先ほどまでのぐたぐたとした態度から一変、我先にと窓際に設置されている望遠鏡へと走り出した。そんな男子生徒たちの後姿を見ながらリリィたち女子生徒はため息をつく。


「はぁ~、いくらタダだからってそんなにがっつかなくたって景色はなくならないのに。」

「そうよねぇ、ヨネザワにだって高い山は幾らでもあるのにねぇ。」

「でもさすがに3千メートル級はないわ。」

「えーっ、そんなに違うものなの?」

「富岳山は独立峰だからね。しかも海に近いから麓からの高さがもろ高低差として実感できるんでしょ。」

「でもそれだって間近で見ればの話でしょ?こんな遠くから見たって大きさは実感できないと思うけど。」

「まぁ、逆にここからでも見えてしまうってのが富岳山の凄さなのかもよ。」

「成る程、どうりでシゾーカの人たちが自慢する訳だ。」

「あれ?富岳山ってシゾーカにあるんだっけ?オチヤマナシじゃなかった?」

「富岳山は両方の自治区境にあるからね。だから昔はシソーカとオチヤマナシの間で取り合いになった事があるそうよ。」

「取り合いって・・、別に宝の山って訳でもないでしょうに。昔の人はアホねぇ。」

「でも折角だから私たちも見てみましょうよ。望遠鏡は沢山あるんだし。って、あれ?なんで男子はあそこの望遠鏡に群がってるの?富岳山の方向ってあそこからは見えないわよね?」

「本当だ。あいつら一体何見て騒いでいるんだ?」

女子生徒たちの疑問をよそに何故か男子生徒たちはとある方向の望遠鏡に群がっていた。


「うぉーっ、本当だっ!見えるっ、見えるぜっ!」

「本当かっ!俺にも見せてくれよっ!」

果たして何が見えているのか判らないが何故か男の子たちは興奮していた。もっとも彼らが興奮しているタネを明かすと彼らが望遠鏡で覗いていたのは富岳山ではなく、この国最大の湖の湖畔で水遊びをしていた女の子たちだった。今日は外気温が高いのでこんな時間でも湖で水遊びをしている女の子がいたのだろう。しかし、まさか彼女たちもこんなに遠くから男の子たちに望遠鏡で視姦されているとは思ってもいまい。そのせいか結構大胆な行動をさらけ出していた。


「うおーっ、あの娘、こっ、股間がびしょびしょだっ!」

「そりゃ、水遊びしてるんだから当然だって。それよりビーチで寝転んでいる娘を見てみろっ!」

「うわーっ、ブっ、ブラを外してオイルを塗ってるっ!丸見えだぁーっ!」

「なにっ、おいっ、俺にも見せろっ!」

いや、ちょっと待てっ!そんな細かいところまで見えるものなのか?ちょっとその望遠鏡性能が良過ぎないか?えっ、軍事衛星に積んであるのと同等の性能?なんでそんなやつがこんなところにあるんだよっ!

とは言っても実際あるんだから仕方がない。多分これも市長が自慢する為に導入したのかもしれない。建前としては富岳山をくっきり見る為とか言ってね。でもそんな市長もまさかこんな用途に使われるとは思っても見なかっただろう。なので後で噂にでもなったら忽ち使用禁止だね。良かったな、男子生徒たちよっ!君たちは運がいいぞっ!


まぁ、そんなハプニングもあったが殆どの生徒たちは普通に展望ラウンジからの鳥観を楽しんだ。その後は他の招待客たちもぞくぞくと展望ラウンジへと上ってきたので、展望ラウンジからの眺望を堪能した生徒たちは案内役のお姉さんに促され次の案内場所へ移動しようとエレベータの前に集合する。

だがその時、突然目の前のエレベータが爆発したのであった。

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