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見上げるとそこには端正な顔立ちの青年がこちらを覗いていた。

詳細に言うと、ダークブラウンの髪に、夕陽を思わせる緋色の眼がすごく印象的だ。



「えっ、あ、あの...私は大丈夫、です。」



そうどもりながら答えるが、相手を見ればすごく怪訝そうにしている。

いや、まああんまり大丈夫じゃないんだけど。

頭とかめっちゃ痛いし。

でも、こっちの子が意識不明のようなので、そちらの方が大丈夫じゃないと言うか...



「...そんなに血ぃ流してんのに?」




...へ?


ち?血?blood??



戸惑う私に目の前の彼は、ここ、と示すように人差し指で頭を指した。

その指し示された場所に恐る恐る触れると______...




それはもう、ベッタリと。


手のひらを真っ赤に染めるように、自分の血液が手に付着したのだった。



主「ウワアアァァァァァ!!∑(゜Д゜;)」

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