表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

作者: 白黒牛 薫

世界の音を遮断して


  脳髄へ響く音だけを収集する


   音は不規則変換し


    そして私とひとつになる


     周りは酷いノイズと


      心地よいリズム


       真逆であるはずの二つは私から溶け出し


        融合する


         連結運動は私の意志を無視し


          やがてはニュートンをも覆す


           核融合の爆発


            漏れ出した青白い光


             それはかつてあった光


              温かくも懐かしい


                                       不


                                          


                                         協




                                             和





                                                音











               私がこの手で創り上げ


                私がこの手で破壊した


                 かつての歪んだ音


                  それは私に害をもたらす音か


                   それとも


                    私を再び包む音か


                     どちらにせよ


                      どちらを選択しても


                       崩壊は免れない


                        確かなメロディ


                         世界中どこを探しても


                          ここにしかない


                           最低最悪最強の音


                            不協和音は終止符を打たれ


                             舞うように














                                  壊れ












                                  落ちた












                                  音もなく








                              存在すらなかったかのように








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ