出会ってすぐ、惚れた
僕は気がついた時には白い空間にいた
さらに目の前には思わず息をするのを忘れてしまうほど綺麗な女性が立っていた
彼女は ミドリ という女神らしい
そして彼女はどうして僕がここにいるのか教えてくれた
ミ[あなたは、車に轢かれそうになっていた男の子を庇い車にはねられ亡くなりました]
そこまで説明されるといろいろ思い出した
僕は春風 律
不登校の高校一年生
自販機に向かっている途中だった
ミ[急に言われて困惑してしまうのは仕方ありません しかし、あなたは人助けをして亡くなったので私からあなたの望みを一つ聞き転生してもらいます]
言われた後、僕は考えるより先に
律[あなたが欲しい]
と言っていた
ミドリは、一瞬固まりみるみるうちに透き通る白い肌を朱に染めていき口をぱくぱくさせながら
ミ[え、えー!]
と驚いていた
やってしまったと思ったが本音であることは間違いないここまできたら言い切ってしまおう
律[あなたが隣にいてくれたらなにもいらない]
言っていて凄く恥ずかしいだが肝心のミドリさんは
ミ[あ、え、ちょ、うぅーわわわわ]
目をぐるぐるさせながら腕をバタバタしていた
ものすごく可愛い
ミドリさんが落ち着くまで待ち
ミ[あなたは本当にその願いでいいんですね!]
律[はい!]
僕がそう元気よく言い放つとミドリさんはまた体中を赤くしていた
ほんと可愛い
彼女は体中真っ赤にしながら照れくさそうに
ミ[わかりました!]
と言い僕の右側に立ち微笑んだ
その顔はまだ赤かった
読んで頂きありがとうございます
もしかしたら続き書きます