プロローグ
タイトルでネタバレが入ってますが、気にしないでください。
俺の名は浅井貴彦、冴えない高校2年生だ。これから長い話を書くからみんなも読んでほしい。
事の始まりは5月末、丁度中間テストが終わった頃の話だ。その日はうっかり寝坊してしまい、自宅から駅まで自転車を飛ばしていた。
そしていつもより早く走れば間に合うと思い、猛スピードで自転車を飛ばし裏道の信号機のない交差点に入った。
その瞬間、一台のトラックが自転車を走行中の俺の前に迫ってきた。互いにブレーキをかけるも間に合わずに激突。そして・・・
トラックに激突した俺は自転車ごと飛ばされ、さらに足が動かない上に額や内臓から大量の血が溢れ出していた。俺の眼前には轢かれてグシャグシャとなった自転車と、急ブレーキをかけブレーキの跡が大量にあるトラック、そしてそのトラックの運転手が驚いた表情で後ろを振り向いていた。
「高校生の兄ちゃんがトラックに轢かれたぞ!早く救急車を呼べ!」
薄れていく意識の中、野次馬の声が聞こえた。そして数分後、サイレンを鳴らしたパトカーと救急車が俺の周りを囲み始めた。
しかし、俺がそう考えることができたのはそこまでで、意識は暗闇の中に落ちて行った。
そして数日後、目を覚ますと俺は病院に入院しており、ある違和感を感じた。