龍に鱗はあっても竜に鱗はない!
これは全て作者のたわごとです。
超みじかいです。
俺はドラゴン。
小説にひっぱりだこの、人気ものだ。
今日も今日とて色んな小説にお邪魔する。
あるときはダンジョンを守る主として。
あるときは勇者を助ける友人として。
あるときは魔王の手先の悪役として。
あるときは人間の乗り物として。
たまにちっこいペットとして可愛がられたり、
人間を伴侶としてデレてみたりもする。
神様なんてのもあるな。
端役のやられ役の時は
良い素材が取れるぜ!
なんて言われて殺されまくったりするんだが
そんな俺には最近、疑問がある。
"龍"と"竜"は別ものだろ?
なんで最近、竜にまで「ウロコ」をドロップさせようとするんだ?
龍は東洋のドラゴンで
蛇の胴体に、短い手足、長いヒゲ
竜は西洋のドラゴンで
前脚のちっちゃい二足歩行のトカゲに、コウモリの羽
…俺の認識、だいたい間違ってないよな?
人は昔からこんな感じで使い分けてるよな?
龍は淡水魚のコイが滝を登ってなるものだろ。
20年程前から人気だったポ○モンだって
コイキ○グがギャ○ドスになったじゃないか。
それなら、素が魚なんだからウロコがあるのも理解できる。
で、竜は爬虫類がイメージの素になってる。
ってことはだ。
爬虫類にぽろぽろ落ちるウロコなんてない。
あるのはごつい皮だけだ。
でも「竜の鱗」って言葉
どっかで聞いたことないか?
俺はある気がするんだ。
…というわけで、今はくよくよ悩んでいる。
最近の竜は、龍のウロコを持ってないと
務まらないのかもしれないと。
俺はドラゴン。
もうすぐ、誰かの空想に旅立つ
まだ龍でも竜でもない存在だ。
というわけで、連載しているまれ系を考えているときに思いついたネタでした(笑)
※連載ではティハさんが同じようなことを言っています。
純粋な西洋文学のドラゴンって鱗落とす表記あったりするんですかね?
それとも、元々龍の話があった日本だからこそごちゃ混ぜになってるんだろーか?
確かめたい気もしますが、中高とも英語が苦手だった私に実行する勇気はありません!
ちなみにドラゴンの出てる小説は大好物です( ̄▽ ̄)