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我輩は猫で…  作者: ばっしー
1/2

とある猫の日常

プロローグ



我輩は猫で…


1



おっと、危ない危ない。

とにかく、猫なのだ。我輩、野良でフラフラしているところを、今の主人に拾われた。

野良猫ライフも気ままで良かったが、帰る家があるというのもそれはそれでいいものだ。

ゴミを漁らなくても餌にはありつけるし、雨が降っても家に中にいれば濡れることはない。

この歳になると、ゴミを漁るのも冷たい雨にうたれるのも身体に堪える。

このまま、一生を過ごしていくのも悪くない。

ちなみに、我輩を拾ったのは大地という名前の会社員。

我輩に、ポチという名前を付けたのもこの主人だ。

我輩、猫なのにポチって…

なかなかの、ネーミングセンスをしている(嫌味)

この主人は実家に住んでいて、父、母、妹の4人家族。

どこにでもありそうな、一般的な家庭だ。

え?何故そんなことわかるかって?

我輩、どーやら猫又というものになったようだ。

いつの頃からか、人間の言葉がわかるようになった。

詳しいことはよくわからんが、長いこと生きてると猫又というものになるらしい。

そんなこと我輩にとっては、どーでもいいのだが。

ま、このまま死ぬまで過ごしていくさ。

おや?主人が帰ってきたようだ。

腹も減ってきたし、出迎えに行ってやるか。



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