表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
気がつけばダンジョンマスター  作者: ただいま非営業中(非営業)
第一章 ダンジョンが人々に知れ渡るまで
2/7

とあるダンジョンマスターの目覚め

フラグだらけで訳が分からないかも知れません。

すみません

『えーっと、これマイク入ってる?』

『あーあー……うん、入ってるっぽい』


ん?


『おーい!聞こえてるー?』


なんだこれ……テレビ?


『聞こえないのかなぁ』

『いや、それはない』


っていうかテレビってなんだっけ


『なんかあいつテレビとか言ってるけど』

『記憶消去ミスったっぽい。テヘペロ』

『はぁ!?』


うるさいなぁ……消せないのかな、これ


『ちょっ!?』

『大丈夫、 弱くてニューゲーム(パワーリセット)は成功してる』

『ほんとに?』

『………多分』


あれ、どうやるんだっけ


『……ふぅ』

『おいこら』


で、君たちは何?


『驚きの適応力』

『そこは変わらないのね』


だから君たちは何なのさ


『あーうん、わt…ボク達は……そうだね、うん。ボク達は「融合者(ユニティア)」』

『ボク……融合者(ユニティア)……プッ』

『ちょっと!笑わないでよ!』


融合者ね、怪しいヤツめ


『えっ……泣くよ?(´;ω;`)』

『泣いてんじゃん』


で、要求は?


『わt…ボク達は立てこもりの犯人じゃないんだけど』

『もう時間ないよ』

『マジか、じゃぁ一言で説明するね。』


そうしてくれるとありがたい


《ダンジョン作って生き残れ》


はぁっ!?


『あ、時間だ』

『じゃーねー!』

『バイビー』


待てよお前らっ……はぁっ!?

何なんだよ……一体……


────────────────────

system "dungeon make" wake up


hello, master


you have to decide your name.


could you tell me your name ?

────────────────────


名前か……「フィリス」


────────────────────

nice to meet you "firith"


let's start tutorial


please select language

────────────────────


えっと…初めてなんで日本語で


────────────────────

了解しました


それではチュートリアルを開始します。


《チュートリアルその1》

【ダンジョンコアに触ろう】


ではマスターフィリス、周りを見渡してください。

そこに青い球体があるはずです。

────────────────────


ダンジョンコア……?

あれか

よいしょっと


………赤くなったぞ


────────────────────

はい、それであっています。

赤くなったのを確認したら、

コアに触れながら

「ウェイクアップ」

と言ってください

────────────────────

わかった


「……ウェイクアップ」


そういえば初めて声を出したな


―――――――――――――――――――――

ダンジョンメニュー[DP80000]


・階層追加



―――――――――――――――――――――


なんだこれ?

半透明の板?


────────────────────

はい、それが『ダンジョンメニュー』です

ダンジョンの操作はほとんどそこで行います。


では次のステップです


《チュートリアルその2》

【ダンジョンを作ろう】


右上にある数字が見えますか?

それがダンジョンポイント、DPです


ダンジョンには定期的に

一定のポイントが入ります。

ここだと1日10ポイントくらいですかね

────────────────────


そうか、多いのか?


────────────────────

平均的です


ではダンジョンメニューの使い方です


[階層追加]

階層を追加します。

地上に伸ばしたり地下に伸ばしたり

離れを作ったり

好き放題できます


[内装変更]

内装を変えます

罠を設置したり扉を作ったり

ボスを配置したり

自分の部屋にしたり

自分の部屋にする時にはバレないように


[モンスター]

モンスターに関するメニューです

モンスターを召喚したり

モンスターを合成して新しくしたり

モンスターを名前付き(ネームド)にしたり

なんでもありです




最初はこれくらいでしょうかね

────────────────────


[階層追加]しかないんだが


────────────────────

部屋がなければ内装も変えれませんし

モンスターを配置することもできませんよ


というわけで部屋を作りましょう

使ってみれば使い方はわかります

────────────────────


わかった


―――――――――――――――――――――

ダンジョンメニュー[DP80000]


・[階層追加]


・階層追加 DP100



―――――――――――――――――――――



―――――――――――――――――――――


階層を追加しますか?



yes / no


―――――――――――――――――――――



―――――――――――――――――――――


階層を追加しました。


「無名のダンジョン」が一階層になりました。


―――――――――――――――――――――


これでいいのか?


────────────────────

はい、大丈夫です


次に行きましょうか



《チュートリアルその3》

仲間(下僕)を作ろう】


次にモンスターを召喚しましょう

まずは[モンスター]の欄を開いてください

────────────────────


おう


―――――――――――――――――――――

ダンジョンメニュー[DP79900]


・[階層追加]


・[内装変更]


・[モンスター]


・モンスター召喚

・モンスター合成

・名付けの儀式

・モンスター作成


―――――――――――――――――――――


なんか増えたな

モンスター作成ってなんだ?


────────────────────

モンスター作成とは

様々なモンスターの情報から

今までにない全く新しいモンスターを

創り出す機能です。


本来ならまだ使えないはずなんですが……


素質が凄かったのでしょうか?

────────────────────


知らん。

使えるならば使うだけだな


────────────────────

そうですか。


ではこれが最後になりますので

よく聞いてください


モンスター召喚から

召喚したいモンスターを選び、

DPを消費して召喚します。

ボスの設定などもできますし、

名前付き(ネームド)にすれば確立した知能も

持ったモンスターになります


ここから先様々な敵が攻めてきます。

そんな世界で頑張って生き残ってください。


これがせめてもの気持ちです

────────────────────


―――――――――――――――――――――


DPを100000手に入れました


―――――――――――――――――――――


────────────────────


では『ご武運をお祈りします』。


────────────────────


じゃあな

『また後で』



…………「また後で」?

何でこんな言葉が出てきたんだよ


まあいい


さてと、ダンジョン作りますか!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ