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霊感を欲しがるヤツらは、どうかしてる。  作者: 田村優覬
学校七不思議の親愛編
18/66

小清水千萩の想い**お祖父さま、聞こえますか?

 お祖父さま、聞こえますか?


 今俺のこの声は、天国に届いているでしょうか?


 もし聞こえているのなら、俺からお聴きしたいことがあります。



 ――それは、一人の俺がどうするべきなのか。



 家族を失い、終いにはお祖父さままでいなくなった俺は、一体どうやって生きていくべきなのでしょうか。


 それはもちろん、生活費云々のことではありません。俺が今後、神職の人間として果たすべき行為についてです。


 俺は幽霊が大っ嫌いです。だって、恐らくは家族のことも、そしてお祖父さまの命すら奪ったヤツらなのですから。許せる訳がありません。




 ――それなのに、どうしてお祖父さまは俺に、幽霊たちを救えと言ったのですか?




 あれ以来、俺は神職としてすべき行動がよくわかりません。幽霊を敵として捉えていた俺には、手が止まってしまう日々です。



 だから、教えてほしいのです!


 どうして憎き幽霊どもを、神職が救わなければいけないのか。


 なぜ貴方(あなた)が、幽霊どもに存在価値を見出だすのか。


 そして、これは関係のない余談だとは思いますが……



 ―― 一人俺は、独りのアイツとどう接すれば良いのですか?


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