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ろくでもない話

2013年10月16日の作品です。

 ろくでもない話をしよう。

 介護福祉士という職業は、福祉法においてADL(日常生活動作)の向上を目指すとされている。

 しかし現実は真逆で、ADLの向上など目指さずに、維持及び低下防止を目標としている。

 その根底には、障がい者ならば回復の見込みが無いとされ、高齢者では、老化(加齢)に伴う低下がADLの向上の妨げになるというのだ。

 社会福祉士を目指す者も、同様の教育を受けるわけだが、介護現場の現実を目の当たりにすると、大多数の者達が絶句する。そして口を揃えて言うのだ。教科書通りのことを。そうすると、現場の介護員達も口を揃えて言うのだ。頭でっかちだと。

 介護福祉士の卵、社会福祉士の卵、それら実習生の言っている事は正論。でも、現場職員にとっては絵空事。

 あぁ、本当にろくでもない。

 夢・幻であっても、現場の介護員も見習って欲しいものだ。ADLの向上は可能であると。そう思いながら、私はこれまで仕事をしてきた。そして、これから先、またその思いを胸の内にしまい込んで仕事をするのだろう。

 だって、その先に前人未到の未来があるような気がするから……。






過去作品の移設終了です。


今後は、短編投稿をここに投稿します。


更新は、不定期ですが……。



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