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キリギリスの鼻歌

傲慢な陽炎

掲載日:2012/06/01

昔書いた詩をそのままUP


当時中学生だった自分の初々しいこと(涙)

少しずつほつれていく指先

毎日毎日少しずつ

毛糸のようにするすると

ゆるゆる崩れて広がっていく


右手の指先から崩れていく体

砂時計のように、

毎日毎日少しずつ

量も分からないほど少量に、

バラバラに砕けて散らばっていく


止める方法は分かってる

手首を切り落とせばいい

多分痛くて赤くて仕方ないだろうけど、

それで私は生きられる


分かってる

何もしないのは

死にたいからではなくて

ここに在り続けようと言う程興味が無いだけ

消えてしまいたい程積極的でないだけ


少しずつ、取り返しの付かない程優柔不断なわたしは、

いつか、そう遠くない未来に

粉々に壊れて一山の芥になってしまうのだろう

其処彼処(そこここ)に散らばって、風に飛ばされて行く塵に成り果てるだろう

それは分かっているけれど

私はここで崩れ去る私を待って立ち呆ける


私は死刑囚

執行の日を待ち焦がれ泣きはらす

一匹の陽炎

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