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挨拶
しばらく黙り込んだ。
「あの。僕の名前は、ルシファー・アルマイムといいます。 貴方様のお名前をお伺いしたいのですが、」
ルシファーは、微笑み少女に視線を合わせるためにしゃがんだ。
「春宮凪絆です!。」
凪絆は、ルシファーの目を見た。
「えーとっ、ハルミヤが名前ですか、?」
ルシファーは、困った顔でそう聞いた。
「ちゃいます!!凪絆が名前です!!」
凪絆は、びっくりしたーっと、一息ついた。
「そうでしたか。すみませんナズナ様。」
「様!?」
凪絆は、驚いて大きな声を出した。
「はい。あ!それより着いてきて頂きたいのです。よろしいですか?」
ルシファーは、こちらに手を差し出した。
凪絆は、手を取り頷いた。
しばらく歩くと馬車に乗った。
10分位だろうか、それくらい馬車になっていた。
そして降りるとそこは、大きなお城だった。
「ここどこなんです、?」
お城を見上げていた凪絆は、ルシファーに聞いた。
「ここは、国王陛下が住まれているお城です。」
「へぇー、、、」
「え、?お城?」
凪絆は、混乱して腰を抜かしてしまった。