もしもの世界
自分の思った通りの人生にしたくない?
その力を持った主人公がパラレルワールドを行き来する物語(人生)。
もしも・・・僕が・・・と思った事はありませんか?
この物語はもしも・・・と思ったとうりの世界になってしまうというお話。
もしも・・・あの時、僕が・・・!
「おいコラ!そろそろいい加減起きろ!」
「ウェイ?」
「『ウェイ?』じゃなくて!ほら!この問題解いてみろ!」
「桃太郎。」
「ばかたれ!」
僕が・・・いじめられてなかったら。
「なに言ってなんだよw」
「おお、寝とった。」
「寝言だったんかw」
昼休み
斗「じゃあいつものところに飯持ってこいよ。」
一東「わかってるよ。」
店員「いらっしゃいませー」
一東「なんで俺が・・・」ブツブツ...
店員(え?なにあの子。なんか言ってる。)
店員「あ、ありがとうございました・・・」
一東「ほら。」
斗「おお!これは新発売のパンだ!おまえやるなぁ!」
一東「じゃ、俺戻るから。」
斗「はいはーい」
そして俺は屋上から学校に入った。
数日後
斗「おい一東!」
一東「あ?」
俺は斗に「屋上へ来い」と呼び出された。
斗「最近、新しい技覚えたんだよ!ちょっと受けてくれ!あ、拒否権なしな。」
一東「拒否しま・・・グブゥ!」
斗「はいこれ新しい技〜!」
一東「いや、俺喋ってた・・・ゴベェ!」
斗「これも新しい技!」
一東「お、おう」
斗「うーん、これくらいかな?じゃあもう帰っていいよ。」
一東「おう、じゃあな。」
こうやって俺の体にどんどん傷が増えていく。
きつい。俺はもう肉体的にも精神的にも限界が近い。
一東「もしも・・・俺の方が強かったらどうなってたんだろう。」
そんな事を呟いて帰路を辿った。
まだまだ続く!(多分)