なろう作家と運営の関係について
よう、久しぶりだな。F-117だ。
いやー、やっぱこのページレイアウト、書きづらい……カクヨムに慣れてしまうと余計に書きづらい。
まあ、今日は「なろう作家と運営の関係について」だ。
事前に言っておく。僕は個人的な気持ちとしては、なろう運営をこの件で批判する気はない。ただ、ちょっと気になったから書くだけさ。
なろう運営がスポンサーに媚びたり、そのためなら作家を厳しくBANしたりって行為に及んでいるのは知っているよね?
要は不正を許したり、あまり過激な表現をよしとしていると、スポンサーが離れる可能性があるわけだ。なろう運営としては、それを嫌っているわけ。だから書籍化作家だろうが何だろうが、厳しくBANする。
僕はこれに対して「金にがめつい運営だな」と言う気はない。上記の時点では、ね。
だって、ヒナプロだって一応は上場している株式会社なんだぜ?ってことは、社員とその家族を養っていく必要があるんだよ。趣味だとか慈善事業とかじゃない。遊びじゃないんだ。
だから、なろうが金儲けを最優先するのはよくわかる。当然だとさえ思うね。
さて、今回話すのは、「それにつき合わされる作家たちは、たまったもんじゃないだろうな」って事。
だって、作家はどこまで行っても『ユーザー』であるわけだよ。ヒナプロの社員になった覚えも無ければ、契約作家として契約料を頂いているわけでもない。そうだろう?
……なのに、いろいろ酷いよな。
書籍化される作品のほとんど(僕が調べた限り全て)には、帯に『小説家になろう発!』と、誰が興味を示すのか分からない(むしろ世間ではマイナスイメージ化してないか?)売り文句を書く。このあおりを誰が書いているのかは知らないが、なろうは宣伝してもらっている立場になるんじゃないかな。
なろうトップページでも、書籍化作品は大きく宣伝されるよね。まあ、下の方だけど。
そうなんだよ。なろう運営は、作家が何か栄光を掴むと、まるで自分たちの事のように喜び自慢する習性があるんだよ。いや、それ自体はいいよ。一緒に喜んでくれているんだよね。仲間っぽくて良い事じゃないか。
ところで、なんでそんな作家たちをBANしたり、切り捨てることができてしまうのだろう?
宣伝のために使って、利益だけ得られればあとは要らないってことなのかな。
これが、例えば自社の社員に対しての処置ならまだ分かる。自社で起こした不祥事を自社の責任として処理したことになるからね。それについては問題ないさ。
でも、なろう作家たちはお前らの専属契約作家じゃないだろ。
これ、誰が悪いのかと言えば、結論『金が悪い』って思えてしまうのが僕なんだよね。
金さえ絡まなければ、このサイトは「ただの小説好きが集まるサイト」で済んだ。なのに一部の作家がここで金を掴んでしまったから、「俺も小説に興味ないけど金が欲しい」「こんな作品なら俺でも書けそうだから金よこせ」って奴らを集めてしまった。
そういう連中が不正をしてでもランキングに載りたがったりするわけだ。
よく他の人のエッセイで「不正してランキングに載って何が嬉しいの?」みたいな性善説を聞くけど、そんなこと書いているエッセイストたちは視野が狭いね。このサイトにいるのが君みたいな小説好きだけだと思わない方が良い。人それぞれ、好きなものは違うんだよ。
そして、そういうのが目立ったせいで、一部のユーザーがアンチ化する。
それが過剰になれば、いわゆる『荒らしユーザー』も出てきてしまうわけだ。
なろうが自分の器をわきまえた個人サイトのままだったら、きっと一番平和だったんだろうな。
それが、書籍化作家を生み出したことによって、何かを勘違いさせてしまった。あるいはスポンサーが金を渡したことで、おかしくなってしまった。
結果、作家も運営も利益だけを追求して、それ以外を見れなくなった。
おかげで僕みたいな金に興味のない人間まで、「あいつは金のために売名している」などと思われてしまったり、金儲けに来ただけのユーザーに突かれたりするわけだ。
いや、何度も言うように、金を欲しがることは罪ではないよ。君たちにも生活があるだろうし、その中で好きなことをやって生きていけたら幸せだろうさ。
ただ、自分の器で扱える金額を見誤ると、こんなことになるんだって一つの例かな。
要は、『なろうって本当に小説が好きなだけの人にとって、生きにくい世界になっているよね』って話がしたかっただけ。長ったらしくゴメンね。
まあ、僕だって小説が好きなわけじゃない人のうち一人だけどさ。
あ、余談だけど、
最近の書籍化作品の帯、『なろう発』って文字がちっちゃくなったよね。
さて、次回は
『日本経済の過渡期!?これから物価が上がるかもしれない』
『デフレの続いた先にあるのは強烈な反動か?』
について書いていこうと思わない。つまり全然違う話になる。
……え?「エッセイばかりじゃなくて小説も書け」って?
書いているよ。他のサイトでね。ここよりもっと小説好きが住みやすいサイトさ。そっちで書いている。