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転生1-7

 レジーさんに教えを受けて1年がたった

今日は王都に向け村をでる日だ


「アル 気を付けて行けよ! 王都の学校へ行っても頑張れ!レジーさん 息子をよろしくお願いします」


と父がいい


「レジー殿 アル坊をよろしくお頼み申します」


と俺の頭を撫でながらババ様はレジーさんに挨拶をし


「アルちゃん 王都まで気を付けていくのよ? 盗賊や魔物やレジーさんに気を付けるのよ?

それと王都にいっても変な女に引っかかっちゃだめよ!? 」


となぜか母は女性問題ばかりを俺にいってくるので


「大丈夫ですよ 母上のような優しくて綺麗な方がそうそういるとは思えませんし」


と俺が苦笑しながらいうと母は顔をパーッと明るくして


「そうよねっ! そうよ アルちゃんの好みはママなんだから! 大丈夫よね!!」


と抱きしめ頬ずりをし頬に何度もキスをしてきた

それを

父・ババ様・レジーさんが引きながら見ていると


「あのぉ・・・そろそろ・・・出発していいですかね?」


と乗り合い馬車の業者さんがいい 母が きっ! と睨むと父が苦笑しながら母の肩を叩き


「息子の晴れ姿だ水をさすなよ」


というと母は号泣しながら


「怪我をしないようにね! 手紙を書くのよ!? 辛くなったらいつでも帰ってきてね!」


といい名残惜しそうに俺を最後にきゅっとハグした


俺とレジーさんは皆に挨拶をし馬車に乗り込んだ


「では 出発しますよ!」


と業者さんが馬を動かし 馬車は村をでた


村の出口まで母と父はついてきて俺たちが見えななくなるまで手を振ってくれた


「アル君・・・母離れできそうかい?」


とニヤリとしながらレジーさんがいうので


「そうですねぇ 次に会うまでには兄弟が増えてると思いますよ?」


と逆に子離れできない両親について答えると ありえそうだね とクスクスとレジーさんが笑った


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