百回転生物語～ツイていない冴えない俺の英雄譚！？～

生まれた時からとことんツイていない男　『｜冴内　丈《さうち　じょう》』当然小さいころからのあだ名は　『さえないじょう』　そんな最高にツイていない冴えない丈がある日やっと雇ってもらえたバイト帰りに、車に轢かれそうになった赤ちゃんの乗ったベビーカーを助けようとして代わりに轢かれ死んでしまった

しかし死んだと思った丈の前に　神と名乗るツルっぱげに無駄に白く長い髭を蓄えたヨボヨボの老人が現れ
本来なら誰も死んでいないはずだったのに死んでしまったことを聞いた

丈のツイてなさは神にさえもイレギュラーを起こしてしまったそうだ
丈の記憶を覗き見て過去のツイていないエピソードを垣間見た神を語る爺さんに思いっきり同情の目を向けられ　あまりにも不憫なので違う世界に転生させてもらえることになった

その際　丈のツイてなさに保険として　『死んでも１００回転生できる』能力と同じことで死なないように『体験したことを忘れない力』の２つをもらい　丈は新たな世界へと転生した

そんな丈の物語です


※１　今回は徐々に主人公最強のお話にしたいと思っています
※２　１話の文字数は長くても２０００文字前後で短い場合最低文字数で軽く読める作品を目指してます
※３　主人公があっさり死んだりします　章の区切りは　なんとなくキリのいいところにしたいと思います