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異世界転生そして転性  作者: 波中類
序章
1/3

0話 え、ショボいとか言わないで!?

初投稿です。

下手くそですがよろしくお願いします。


その日は雨が降っていた。

バケツをひっくり返したように...というと少し過度な表現かもしてない。しかしそれに準じるくらいの大雨だった。

私は紺色の傘を指して雨の中を足取り軽く移動していた。左手には買ったばかりのゲームソフト。もう逸る気持ちでいっぱいだった。


明日は土曜日。祝日も含めてまる3日。3日間ゲームをやりつづけて...


ふと私にライトが当たっていることに気づいた。あれ?何て思いながら見るとトラックがこっちに向かってきていた。


は?え、ちょ...?


一瞬の停止。

すぐに逃げないとと頭が動く。足は動かない。


動けぇ!死んだらゲームがぁ!


どこまでゲーム脳なのか、ゲームが頭をよぎった瞬間足が自由になる。

走る。トラックがすぐそこに迫っていたが一縷の望みをかけて走った。

居眠り運転か何かなのだろう。一切の減速をすることなくトラックは走り、逃げた私のほうに突っ込んできた。


はぁっ?!


咄嗟に前方に飛んだ。体を衝撃が襲った。

視界がぐるぐると代わり、明滅を繰り返す。

体の全てがカッと燃えるように熱く、手足の先だけが急速に冷えていく。


あー...これは死んだな...


理解と共に諦めが広がる。


どうせならゲームしてから死にたかったなー...

剣と魔法の世界での冒険。ずっと待ち続けてようやく発売されたゲーム。すごく楽しみにしてたのに...

くそぅ...げーむ...

...あ、家族は悲しむだろうか...

ごめん、しんじゃうわ...ばい、ば...


そこで思考は途切れた。

私は死んだ。


これからも頑張っていけるように頑張ります。

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