第100話 キャラクター紹介 その1
100話まで書き進めましたが、そろそろキャラクター設定や、キーワードを改めてここで整理することにしました。順不同でまとめましたが少しでもお役にたてれば幸いです。
今後もBloody Codeを御愛読いただきますよう、引き続き努力してまいります。よろしくお願いします。
<キャラクター紹介>
その一:六条太地
物語の主人公で、GSD探索課シーカー兼GSD権田支部の部長(本人はそのことを既に忘れている)。17歳で既に東京都青川区立第一高等学校の卒業を認定されていて、秀才たちから天才と言われるほどの神童的存在。
失踪した父親を探すべくGSDへ入隊し、ここまで探索課のシーカーたちと共に関東大一揆のテロ被害を最小限に抑える活躍をみせている。頭の回転が早いくせに、恋愛になると異常なほど鈍感。基本優しいが面倒がる一面もある。
集中して思考を巡らす時にブツブツ独り言をいう癖がある。また、深く集中する力も持っているようで、そのことを月人は「イドレベルまで潜る」と表現している。
好きなもの、趣味や興味:
甘いものが大好き。JAZZを聴きくこと。コスプレイヤーへの関心も高まっている。手先が器用なので高いレベルでのプラモデル、フィギア製作が可能。メカニカルなもの、技術が詰めこまれた物に対してワクワクする癖がある。
以下プロフィールより抜粋。
国籍: 日本
年齢: 17歳
血液型: AB型Rh+ (al type)
身長: 168cm
体重: 58kg
髪質: 太くて直毛
毛色: 黒
好きな人: 現在該当者なし 未経験
彼女いない歴: 17年
特殊な趣味: どちらかというとM
習得スキル:
possession <ポゼッション>(憑依)
相棒であるアイドル月人の身体能力の一部を体内に取り込んで活用することができる。太地の全身を憑依させる場合を【possession type all<全身憑依>】と呼び、月人が太地の身体に入り込む、まさに憑依した状態となる。月人いわく、この時の太地のステータスは二人の数値を足してその1.5倍くらいにまで上昇する。
また、部分的なポゼッションも可能で、スキル発動時に月人自身は独立して存在できるというメリットがある反面、月人のエネルギー負荷が2倍になるデメリットもある。
possession type “arm”
右腕のみポゼッションする技。そこからライフルという一撃必殺の右ストレートを放つことができる。数十メートル先まで射程が届く。
possession both arms
両腕のステータスを上昇させる。ひたすら両腕で打撃を加えるエアガンという技を放つことができる。ただ、狙いすました一撃のライフルと比べて、連射型のエアガンは一撃の威力が大分落ちる。
possession type “leg”
両足を意味しており、ジャンプ力や機動力が大幅にUPする。また、着地時の衝撃吸収や分散にも秀でており、大空高くから飛び降りてももはや余裕で着地できる。
フリーハンド
太地のステータスとシンクロ率はすでに使用条件を満たしているはずだが、今現在発動方法が不明。月人の左手ということから、ロードするのは太地ではなく月人ではないかと六太は考えている。
エンドサーフェイス(ディープアマゾナイト製)を2つ所持。
月人はブレスレットタイプ。六太はネックレスタイプ(通称首輪)。
その二:月人
太地が持つ、エンドサーフェイスより生み出されたアイドル。100話の時点では左目や左側の頭部、左腕が欠けていて、不完全な状態で太地を支える相棒。とは言っても、 誰も月人とは勝負にならないほどの無類の強さを兼ね備えている。完全体のビジュアルは最初に太地がロードした時に披露していて、デジタルレインの髪の毛の中に見え隠れするブラックホールのような美しいコアと宙に浮いた左手が特養。言葉は乱暴だが、根は優しく、男気を見せられることに弱い。
披露したスキル:
エアバリア、possessionなど。
空気を圧縮してバリアをはるエアバリアや太地とのpossessionなどがあるが、正直言ってなんでもできそうな雰囲気があり、周りのシーカーたちからは何をしても驚かれない異次元の存在。とにかく強くて賢い。
その三:六太
太地のディープアマゾナイト(エンドサーフェイス)から生み出されたポメラニアンのアイドル。黒のチリ毛で口周り、胸、腹、脚先は白い。クリクリの眼にまんまるとした小柄な体型。本人は「ポメラニアイドル」と言っている。
太地のBloody Codeから生まれた割にはかなり自由奔放な性格で憎めないキャラクター。お馬鹿なようで実はかなり強くて賢い。通称「むっちゃん」
自身のドール設定を変更してコーデを自由に変えたり、ローダーに有効な様々な薬を開発したり等、アイドルとしての知能が相当高く、月人も一目置く存在。男性よりも女性優先でフォローする傾向が強く、チャラい印象もある。流行に敏感。
探索課高杉のことを「そうちゃん」と呼んでいる。
披露したスキル:
忍ポメ殺法、六太刀<ロクノタチ>
忍者のコスプレで小刀で素早く斬撃を繰り出す技。技名は忍法とポメ、一太刀の数字を六に変えたくだらない親父ギャク。
鉄犬パンチ(未遂のため効果は不明)技名は、やはり鉄拳と犬の親父ギャグ。
肉ッション
敵の打撃や斬撃などを肉球の弾力を利用して止める技。技名は肉とクッションの親父ギャク。
また、額に肉球スタンプを押すことでローダーのステータスを2倍に高めたり、触れているローダーのスキルを飛躍させるような補助スキルも持っている。おそらくマーキングというスキル名になる予定。
開発した薬:
ポ目薬
天月千鶴専用の目薬。
リポメタンM
スキルを使ったローダー専用の回復薬。身体の疲労や傷には効かない。
いつかそうちゃんと「ファイトー! 六発!」と叫びたいと考えている。
「M」は六太のM。
*基本的に何かをパクって命名している。ギリギリのラインでセーフと本人は思っている。
その四:権田成美
GSD権田支部所属の探索課シーカー。青川区出身。18歳。身長157cm。本来は青一高で太地の一つ上の学年の先輩に当たる。(太地は飛び級したので扱いは同学年)一番になることが大好きで、かなり負けず嫌いの権田財閥御令嬢。正義感もリーダーシップもあるが、説明下手という欠点もある。色祭りでの戦いを通して徐々に太地に好意を寄せるといった乙女な一面も持っている。使命感からGSDの支部を立ち上げて、GSDの探索課を全面サポートしている。柔道と弓道で日本一の実績をもつ文武両道を体現しているエリート。語尾に「ですわ」をつけるのが癖。
GSD製ではなく、NFNF製のエンドサーフェイスを改良した白いお面を使用している。ロードした際にお面が全身をまとって射手用のバトルスーツへと変化する仕様。お面は顔の右側半分が残るビジュアルで、弓道着と袴姿という伝統的弓道精神を引き継ぎつつ、現代アレンジを加えたフォルムで太地には完璧な美学と評価されている。
習得スキル:
ロードした弓と矢で敵を射抜く。本人曰くまだ技名を決める余裕がない。
天月千鶴とのコンビで無双するという噂もある。
エンドサーフェイス(NFNF製の改良版):お面タイプ
その五:小松栄一
GSD探索課の代表(部長)。赤川区出身の42歳。身長173cm。豪快で割と自由人だが、探索課の部下たちから信頼される有能な上司。太地の父親である六条勝規とは中国北京で知り合って以来の親友。また不破総司令のことをババア呼ばわりするほどの仲。裏表のない性格から、他の課の部長からは比較的好かれた存在。無類の酒好き。
習得スキル:
まだ詳細を明かされてはいないが、リンクしたローダーのステータスを大幅に上昇させることができるらしい。
その六:宝生町子
GSD探索課の秘書。桃山区第一高卒業の25歳。身長162cm。メガネを掛けた如何にもやり手秘書という感じのビジュアル。業務をこなす能力は高い。小松部長がかなり評価している部下で淡々と仕事をするタイプ。
習得スキル:Compulsory order<強制命令>
一定領域のローダーに制約をかけることができる神がかったスキル。発動条件など詳細は明かされていない。現状ではGSD幹部以外の全てのローダーに対して、情報規制を行なっている。
エンドサーフェイス(ディープアマゾナイト製):指輪タイプ
その七:高杉壮一郎
GSD探索課シーカー。紫川区第一高卒業の30歳。身長180cm。探索課で唯一の面倒見がいい先輩キャラ。割とイケメンで優しくて温厚な性格。チームをまとめる力があり、シーカーからの信頼もあるリーダー的存在。自称探索課のエースシーカー。航空会社で働く女性が大好きで赤い羽根と青い羽根伝説はGSD内では有名。最近GSDの事務作業と会議に追われてほとんど自主トレができずに焦っている。
習得スキル:
hardening material <素材硬化>
SOY’S FACTORY <我がものつくり>
触れた素材を硬化する能力で、ものを作り出すスキルSOY’S FACTORYとの併用がパターン化されている。飛行機能を備えたミニマルジェットは探索課の貴重な移動手段。また、壁を作って銃撃を防ぐなど、どちらかというと防御が得意なシーカー。
エンドサーフェイス(ディープアマゾナイト製):ブレスレットタイプ
その八:沢田トンボ
GSD探索課シーカー。茶山区第一高卒業の22歳。身長165cm。茶山区で伸び伸び育った自然豊かな環境が大好きな青年。強いものに対する興味を持っている。誰にでもフレンドリーなキャラクター。語尾に「っス」をつけるのが癖。太地とは友達、月人と六太に対しては師匠のように接している。
習得スキル:
the whisper of insects <友の囁き>
虫の声を聞き、会話することができる。本人いわく有効距離は60から70km程度。周囲の状況を教える程度の情報を伝えてくれるが、本人いわく、虫なので敵の細かい情報を得るのは難しい。
the power of insects <友の力>
本人が直接見たことのある虫の力を借りることができる。これまで、トノサマバッタやクロカタゾウムシなどの技を披露している。
また、同時に2種類の虫の力を借りる「ダブルエレメント」も身につけて自在に扱えるように現在特訓中。
エンドサーフェイス(ディープアマゾナイト製):ヘアバンドタイプ
その九:天月千鶴
GSD探索課シーカー。黑川区第一高卒業の23歳。身長161cm。名門黒一高を首席で卒業するほどの秀才で妹の千早は権田成美のライバル。自身が持つ優秀なスキルの影響で見え過ぎる現実に疲れてしまい、高校入学時からサングラスをかける生活になる。人見知りする内向きな性格で、サングラスを掛けていることから、とっつきにくいタイプと誤解されやすい。六太との出会いから徐々に心を開いていく。
探索課で索敵能力が群を抜いており、NFNFのテロを何度も防いだ立役者。六太のおかげで成美とも仲良くなり、今では太地と成美の連携狙撃のコアとなる存在。超がつくほどの犬好き。六太に対して愛情と尊敬の念が非常に強い。現在はサングラスを外している。
習得スキル:
見透かされた世界
遠く離れた対象地の状況を視覚で捉えることができる。本人いわく、万遍なく見るとなると5キロくらい、目的地がわかっていて「みる」となったら50キロくらいまでは見える。
また、このスキルは人の内面を覗き見る(聞く)こともでき、その思念が強ければ強いほど、感知しやすい傾向にある。
更に、他者の視界を別の他者に共有することもできる。六太いわく、本来なら六つの視界を同時に共有することも可能。GSDにおける最強補助スキルの一つ。
ミラージュワールド
現状では六太が手(脚)を千鶴に触れることが発動条件だが、相手に幻覚を見せることができる。視界を盗む技とも言える。
エンドサーフェイス(ディープアマゾナイト製):指輪タイプ
その十:片瀬片奈
GSD探索課シーカー。緑野区第一高卒業の22歳。身長157cm。割と謎に包まれたキャラクター。剣の腕は月人も認めるレベル。NFNFのローダーを普通に斬殺できる好戦的な性格。過去に何かあったのか、どこか危なさを感じる壊れかけのキャラのようでありながら、六太を可愛いと思える一般的な感情も持っている。人見知り。探索課の仲間には心を開いている。
習得スキル:
闇夜刀
ロードして使用する闇属性の武器。日本刀が基本系だが、月人のアドバイスにより、多様な形に変化する。斬撃を加える以外に、触れた部分を闇へ引き込む能力がある。
into the backrooms< 黒子の世界>
片瀬自体が闇の中へ潜り込んで自由に移動できる。人の影なども闇であり、闇と現実との世界を行き来することができる。自分の身体よりも小さい影やあまりにも弱い影(ガラスなどの透明度が高い物体の影など)からの出入りはできない。
*太陽のような強い光を放つものに弱い。
エンドサーフェイス(ディープアマゾナイト製):イヤリングタイプ




