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第24話『潮が再び満ちた時』

ーーコンコン


部屋の扉が鳴る。寝ぼけながらも、なんとか扉を開ける。


「は〜い……」


ボヤける視界の先にはエレナが立ち尽くす。


「今日は大海のリヴァイヴを倒して、隣の大陸……アクアリアに向かうわよ!」


「おぉ……ついにぃ〜」


部屋を出ようとするが、眠気のあまりベッドに再びインしてしまう。


「でも〜眠いから明日〜」


布団に包まり反抗するが、いとも容易く布団から放り出されてしまう。


「今日行くってギルドの人にも伝えたの!学長さん達も見送ってくれるんだから早く行こ!」


「せめてクロエとルインを起こしてからでも……」


ギリギリまで寝ようとしていたのを見透かしていたかのように、エレナの後ろからクロエとルインが顔を出す。


「もう起きてるよ」


「アタシをお前と一緒にするな!」


エレナが近づいてきて、私の腕を掴む。


「ほら、行くよ!」


「はぁ〜い……」


ーー王都魔法学校・大図書館にて


「それでは、作戦会議を始めます! 」


大図書館の大きい机を私たちとギルドの人、学長さんが取り囲む。


「本日大海の移動を妨げる大海のリヴァイヴ討伐作戦を行う」


ギルド長が仕切ると、ギルド長の秘書が大きな地図を取り出し、机に広げる。


「この図書館にある、古い資料を元に地図を再生成した。このように、ここ炎の大陸(インフェルナ)含めた3つの大陸が中央に位置する一つの大陸を取り囲んでいる」


ギルド長が筆を手にし、海の至る所に赤い印をつけ始める。


「そして印をつけた箇所、秘密裏に各大陸のギルドに協力を要請してリヴァイヴの活動域を把握した。少なくともリヴァイヴは3体存在することになる。これも全て1ヶ月にも満たない期間での事だ」


ギルド長が続けて


炎の大陸(インフェルナ)水の大陸(アクアリア)の行手を阻む、大海のリヴァイヴ。我々はこの個体の名を炎を喰らう者(インフェンサー)と名付けた」


「今回の任務は炎を喰らう者(インフェンサー)の討伐を行う」


ーーヴヴス海岸にて


普段はリゾート地として観光客で賑わってるヴヴス海岸だが、今は強靭な船が何隻も並んでいて、とても殺伐とした雰囲気だ。


「いよいよだよ、リリス!」


「準備満タン!私の爆破魔法ブラストで吹き飛ばしてあげるよ〜!!」


「相変わらずだね、リリス」


「アタシがリヴァイヴとか言う奴を殴り飛ばすぜ!」


全員が船に乗り込む。私たち以外にも、ギルドの先鋭や王都魔法学校の生徒が同行している。


「それではこれより……」


全員の視線がギルド長に向く。


「リヴァイヴ・インフェンサーの討伐作戦を行うッ!」

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