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第14話『炎蛇と炎鳥 1 』

「エレナ・ルーシー、あなたにお願いがあってここに呼びました」


「ちなみに……どっち系のお願いですか?」


ギルド長が息を呑む。


「緊急クエストです」


「緊急クエスト……ですか」


すると、ギルド長から説明を聞かされる。


「ヴヴス海岸火山帯で炎蛇ベルギス炎鳥バスクの狩猟を願いたい」


「狩猟……ですか」


すると、ギルド長が言いづらそうに話し始める。


「このあいだ……ヴヴス海岸付近で海底火山が噴火したみたいで……それで火山に眠る……この地の王と歴史で伝えられている炎王竜ヴラギラスが目覚めてしまったようで、その力に誘われて炎に適応している魔物が活性化してしまったんです」


「そうなんですか……わかりました!リリスたちと共に炎の魔物たちを倒してきます!」


すると、ギルド長が一枚の紙を渡して感謝する。


「ありがとうございます!それではこの資料に軽く目を通してからヴヴス海岸火山帯に向かってください!」


受け取った資料に目を通す。

そこにはヴヴス海岸火山帯に古くから生息する炎王竜についてが記載されている。


――


「おーい、リリスー!」


リリスの部屋の扉を勢いよくあげる。しかし、リリスは未だ布団にくるまっている。


「おーい、起きろー!」


リリスを揺さぶるが起きる気配はない。


「んもー、いいもん!クロエとルインで行ってくるから!」


「……」


リリスの耳元で


「この任務終わったらヌコもふもふ出来るんだけどなー」


私が嘘をつくとリリスは覚醒したのかのように目を見開き、飛び起きる。


「モフモフ!?モフモフ〜!?」


「よし、リリス行くよー!」


そう言ってリリスの腕を引っ張ってクロエとルインを呼びに行く。


――


「クロエ、起きてー!」


「モフモフ〜!」


クロエの扉を開ける。

クロエはリリスとは違って本を読んでいた。


「どうしたの?」


「これから緊急任務行くの!ついていて!」


「えー、やだ……」


――


「よーし、次はルインだね!」


「拒否したのに……」


ルインの部屋の扉をノックする。


「誰だ?なんかようか?」


「緊急任務がギルドから出たの。だから行こ!」


「おお!緊急任務か、もちろん同行するぞ!」


――


そうして無事にメンバーを揃えて(半ば無理やり)ヴヴス海岸火山帯に到着した。


「やっぱ熱いね〜」


「ほら、これ」


そういってヒーリングドリンクをみんなに渡す。


「涼しい〜!」


「うおー!なんだこれー!」


「涼しいでしょー!」


みんなが涼しくなったところで、炎蛇ベルギス炎鳥バスクを倒しに行く。今回はギルド長直々のクエストで、最初から居場所がマップに記されている。


「私とリリスは炎蛇ベルギスに、ルインとクロエは炎鳥バスクを倒しに行こう!」


「え〜、私エレナと一緒なの〜」


「嫌がるなよ!」


――


「さ、その丘の先に炎蛇ベルギスがいるよ、しっかり用心してね!」


「大丈夫だよ、最初から爆破させちゃえばOKだもん!」


「ちゃんと抑えないと、またギルドに怒られちゃうよ!」


そんな話をしていると丘の上から甲高い方向が聞こえる。岩はバリバリと割れる音が聞こえる。


「よし、行くよ!」

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