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こんな僕でも君と明日に行きたかった。

初めまして、なかやんといいます。

ああ…また失敗か…

自分の意識がだんだん薄れていくのが分かる。昨日に戻るのはこれで何回目だろう…そんなことを思いながら僕の意識は深いところへ沈んでいく。

暗く深いところへ。

意識がなくなる前に見た彼女はきっと泣いていたんだろうと思う。思う、なんてあいまいなことを言ってみる。いやどうだろう。笑っていたかもしれない。実際彼女は笑顔だった。だけど、僕は彼女が笑っていたなんて思いたくはなかった。きっとそれは僕の願望で、彼女には決して届かない思いなんだろう。でもだって今日を生きられないなんて、彼女が未来に…明日に行けないなんて…僕は思いたくないのだから。だから僕はまた昨日の君の隣で、昨日の君を見ながら、今日の僕が君に向けて明日を叫ぶだろう。

お読みいただきありがとうございます。また次回でお会いしましょう。

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