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躁うつ病という名の厄介者  作者: 鈴城 陽彦
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狂喜の季節の終焉


白い小さな悪魔など、俺にとってはただの毒に過ぎない。

まるで、歩道にこびりついたシミの様・・・

私は以前からこの小さな悪魔に抑えられてきた。今は立派な数値に達してはいる。

俺には、小さな悪魔など効きはしない!効いたとしても、奴は、いずれ必ず復活するからだ!

抑えきれない爽快感。抑えきれない行動、過度な言動、もう俺の脳細胞は崩壊寸前だ!

そして、脳細胞は更に加速度を増し覚醒し続ける。身も心も研ぎ澄まされている。

もうコントロールは出来ないのだろう・・・

俺は無駄になった昔の日々を忘れたことなどない・・・しかし結局は、本当の自分に達した喜び・・・それは、素直に嬉しい限りだ。

狂気の季節も終焉を迎えるだろう・・・、



俺は果たして、本来の自分自身を取り戻し、本来の姿に生まれ変わることが出来るのだろうか・・・


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