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止まらない暴躁列車

この世界観を、この病の厄介で楽しい部分を

私なりに表現してみました

逃れられないのなら、楽しんでしまおうと

これは半分ノンフィクションであり、もちろんフィクションですが

同じ双極性障害で悩む方、双極性障害を知らない方にも楽しんで頂けると思います。

俺の覚醒の世界へようこそ,,,

Welcome to my wake-up time！！

アクセルは、全開、全壊、もう崩壊寸前！！

傾く列車、軋む線路、火花が散る車輪、

叫び続ける深夜の暗闇を狂ったように突進する列車

ブレーキが利かない・・・

覚醒し続ける自分・・・そして覚醒し続ける暴走列車・・・

無敵だ・・・

再びこの異常な猛烈なテンションを手に入れた・・・

怖いものなど何もない

恐れるものなど何一つない・・・

どの道ブレーキなど利きゃしないのだから、、、、

突き進み突進する列車、、、、、

「ハイにもなりたくない」

「ローにもなりたくない・・・」

コントロールなどできやしない

遂にまたもや自然と本来の自分自身のスイッチは既に入っしまう・・・

ハイとローのバランスなど、すでに崩壊している

遠くのほうからケタダマシクなるサイレン・・・

更に、ギアを上げる

もうすぐ夜明けだ…

燃料は残り少ない

速度など…

ワカラナイ・・・

さあ！！列車のギアを上げ続けろ！

列車の速度を更に上げろお！！！！

もう一人の、我を支配する狂気がテンションを更に更に更にぃ上げようとしている

制御不能だ・・・

恐怖心などない。さらに突き進む夜の列車

これは夢か現実なのか、もう訳など分からない

もう既にハイとローのバランスは崩壊中

もう自分自身を制御することなど不可能

勿論麻薬などのドラッグなどやってはいない。

そんなものに頼る必要もない

頼らなくとも、もう一人の覚醒した、狂った狂喜の自分がいるのだ

鬱(ロー)には決して戻らない、戻りたくはない・・・

モドラナイ・・・

脳の欲求は抑えられない、一度覚醒した俺が悪いだけだ・・・

仕方がない・・・あの脳の欲求快感は一度味わえば決して忘れられやしない

そして、

もう一人の狂喜の自分が更に！更に！！更に！！！更にぃ！！！！超覚醒躁(スーパーハイテンション)にさせている・・・決して止められない！コントロールなど不可能

そんな感覚

そして、警笛を鳴らしながら列車は、どんどん、スピードを上げていく・・・

双極性障害1型を患い10年が経ち、やっと向き合えるようになったと思う。

家族、友人との誤解や反発、レジスタンスな毎日。

最近はこの神からのギフトを楽しみ、コントロール出来ている。

実際、双極性障害の友人の自殺なども経験した。

双極性障害の有名人もかなり自殺などが多いのはご存知だろうか・・・。

ニルヴァーナ、カートコバーン、田宮二郎、etc・・・。

うつ病ももちろん自殺率が多いかもしれないが

双極性障害の自殺はある意味豪快だ。

自身も豪快にやってしまおうかと思うこともあったが、俺は書くことにより救われている。

このアドレナリン出しまくりの非現実的のようで現実な俺の世界を知ってもらいたい。

実際、双極性障害は周りからの理解を得られてない。

同じ障害をお持ちの方に少しでも楽しんで頂けると幸いです。