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躁うつ病という名の厄介者  作者: 鈴城 陽彦


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13/29

躁きましたか……


この世界観を、この病気の厄介で楽しい部分を

表現してみました

逃れられないのなら、楽しんでしまおうと

これは半分ノンフィクションであり、もちろんフィクションですが

同じ双極性障害で悩む方、双極性障害を知らない方にも楽しんで頂けると思います







暫くすると・・・その男とは逆に親しげな眼で俺に近寄ってくる男と目が合った。


その男も戦士の様だ。黒豹のような鋭い目、やけに体格の大きな男だった


その男が話しかけてきた・・・「ずいぶん奴を怒らせてしまったようだな・・・


奴は俺らの中じゃ冷酷非道で有名な奴だぜ!気を付けろよ!とにかく危険な奴だぜ!今は近寄らない事だな」




奴の名は、ナセル、ブラムスティット





「お前の事はよく知っている。俺は、お前と同じ、航空部隊所属のパーカーだ。よろしくな!」



奴は過去の記憶が無いという。奴は全生活史健忘症という病歴を持つ。


全生活史健忘症とは、一体何なのであろうか・・・それは、自分の名前や年齢、生活史、家族など、自分個人に関する記憶を全て失ってしまう様なのだが・・・この組織に入り記憶を消されたのだと・・・俺は瞬時に察知した。


パーカーという名の名前も、本当の名前ではないのだろう・・・名前などどうでもいが・・・。


俺も名前など無いのだから・・・



俺は名もなき孤独な戦士。別にそれだけでいい・・・




双極性障害1型を患い10年が経ち、やっと向き合えるようになったと思う。

家族、友人との誤解や反発、レジスタンスな毎日。

最近はこの神からのギフトを楽しみ、コントロール出来ている。

実際、双極性障害の友人の自殺なども経験した。

双極性障害の有名人もかなり自殺などが多いのはご存知だろうか・・・。

ニルヴァーナ、カートコバーン、田宮二郎、etc・・・。

うつ病ももちろん自殺率が多いかもしれないが

双極性障害の自殺はある意味豪快だ。

自身も豪快にやってしまおうかと思うこともあったが、俺は書くことにより救われている。

このアドレナリン出しまくりの非現実的のようで現実な俺の世界を知ってもらいたい。

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