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躁うつ病という名の厄介者  作者: 鈴城 陽彦
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白い悪魔の招待Drドラーの招待


この世界観を、この病気の厄介で楽しい部分を

表現してみました

逃れられないのなら、楽しんでしまおうと

これは半分ノンフィクションであり、もちろんフィクションですが

同じ双極性障害で悩む方、双極性障害を知らない方にも楽しんで頂けると思います





あの高揚感で満ち溢れた・・・自分は、そこには、居ない…

あの以前の高揚した日々に戻れるなら・・・


白い悪魔は私の思考、自由、欲望、体力をも押さえつける。


もういい加減にしてくれ!!






思考が全く停止した自分。なんでも、後ろ向きに考える思考が私を支配する・・・












こんなはずではない・・・



やがて、白衣を着た男が私のところへやって来た

「相当上がっていたね、少し落ち着いたかね?君にはホントに参ったよ((笑)

薬物も全く効かなくなっていたのでね。三日間眠らしておいたよ。

どうかな?気分は?

「・・・」


私は沈黙した。「私は、君の専属医師のDr・ドラーだよ」


・・・・・。



「どの位断薬していたのかね?」


私は天井を見つめこう言った。「冷たい水をくれないか・・・」


異常にのどが渇く・・・。


・自分の腕をよく見ると・・・その腕にはマイクロチップが埋め込まれていた。


そして、思い出した・・・

私は何故か7カ国語が話せるのだ!私は、とっさに、英語を瞬時に選択した。そして、こう言った・・・。

Please give me water ・・・Cold water please now!!


「Ok!!yes!!yes!!」そんなやり取りが続いた。


信頼関係など、あるわけがない。



という訳で私とドラーとの、かみ合わない会話はしばらく続くのであった。










つづく・・・








   






双極性障害1型を患い10年が経ち、やっと向き合えるようになったと思う。

家族、友人との誤解や反発、レジスタンスな毎日。

最近はこの神からのギフトを楽しみ、コントロール出来ている。

実際、双極性障害の友人の自殺なども経験した。

双極性障害の有名人もかなり自殺などが多いのはご存知だろうか・・・。

ニルヴァーナ、カートコバーン、田宮二郎、etc・・・。

うつ病ももちろん自殺率が多いかもしれないが

双極性障害の自殺はある意味豪快だ。

自身も豪快にやってしまおうかと思うこともあったが、俺は書くことにより救われている。

このアドレナリン出しまくりの非現実的のようで現実な俺の世界を知ってもらいたい。

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