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鼻くそボンバー田中  作者: ふらふら
日常編
1/23

鼻くそボンバー田中

  昼も夜もきらびやかなネオンが輝く快楽の都市ニヨーク。

  その都市の街灯の下に1人の男が立っている。

  彼の名は鼻くそボンバー田中、鼻くそを爆発させる事が出来る世界でただ1人の人間。

  田中は影のヒーローとして都市に蔓延る悪の手先共と日々戦っていた、そして今日も自身に課せられた使命を全うしていた。



「おい姉ちゃん、俺と遊ばない?」


「止めてください。」


  薄暗い路地で女性がチンピラに絡まれている。

  このままでは女性は酷い目に合うだろう、だがそんな事は奴が決して許さない。


「そこまでにしときな坊主。」


  路地に放置されたゴミ箱の中から鼻くそボンバー田中登場。


「ああん、何だてめえ?ぶっ殺すぞ。」


  チンピラはナイフを取り出し威嚇する。


「やれやれ、言っても無駄か。なら実力行使するしかないよな。」


  悠然と鼻をほじる田中。


「ふざけてんのか?死ね!」


  ナイフを振りかざし襲いかかるチンピラ、

しかし田中は落ち着いて右人差し指の先についた緑の鼻くそをデコピンで飛ばした。


「爆発」


  田中の掛け声と共にキュイーンと音を立てて爆発する鼻くそ、その爆風によってチンピラは吹き飛び、女性の横にある壁に叩きつけられた。

  チンピラの血が女性の顔に降りかかる。


「さて、今日も悪を倒したぞ。お嬢ちゃん今度は気をつけろよ。」


  そう言って1人の女性を救った田中は満足そうにして路地の闇に消えた、女性の心にトラウマを植え付けたのは言うまでもない。


  彼の名は鼻くそボンバー田中、都市に蔓延る悪を討つ狩人、だが人々が本当に恐れているのは田中だという事を彼はまだ知らない。



読んでいただきありがとうございます。

ほそぼそと続けていこうと思っています、こんなくだらない作品ですが感想などいただけたら嬉しいです。

本当にありがとうございました。

1月21日に1〜5話の文頭を一字開けました、読みづらくて申し訳ありません。

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