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鎧蟲武神譚  作者: RK
誕生編
1/8

01 蘇る武神

一章のプロットは出来ています。

頭の中から文章をゆっくり出力していこうと思いまする。

ごゆるりとお付き合いください。

 大陸暦1005年。

 ロレンシア大陸は戦乱の時代へと突入していた。

 俯瞰した視点から見れば、大陸で戦争が起きていない日などない。

 どこかでおびただしい量の血が流れ、物言わぬ骸が生産され、蠅がそれを苗床に蛆を産み落としていく。

 蛆は腐肉を喰らい、犬は骨まで喰らう。

 人は欲を喰らい、国は利益を喰らう。

 世界の平和を謳いながら戦争を続け、人の幸せを願いながら人を殺していく。

 正義や悪など視点が変われば入れ替わる。

 力こそが全て。

 力が無ければ悪であり、力が無ければ死ぬ。

 戦場を駆ける兵士たちは死にたくないが為に剣を振う。

 自分と同じ想いを持つであろう人を斬る。

 待っている人がいるであろうがお構いなしだ。

 人は自分だけで精いっぱいだ。そこに見ず知らずの人間のことなど考える余地はない。

 そんな余裕がある者もまた、力のある者だ。

 力が無ければ何もできない。人の心配すらできない。

 だから生き残る。生きて力を蓄える。それだけを見続けて兵士たちは走り続ける。

 だが、どれだけ前を走っていても、壁があれば走ることはできない。

 目の前に聳える高い壁。それが生きるか死ぬかを隔てている。


「おしまいだ…」


 誰かが呟いた。

 力なき者は足を止めてしまう。その間に首を落としてこの世からあの世へ一足先に旅立った。

 鬨の声が上がる。

 それが兵士たちの士気を下げていく。壊滅的、というほどまでに落ちていく。


「俺は死にたくねえ!」


 兵士の一人が叫んで逃げた。

 するとダムが決壊するかのように戦線は崩壊する。

 あの絶望が立ちはだかった時点で自分達の命運は決まったのだ。

 自分達の国が滅びた。援軍は望めない。

 だから逃げる。誰が沈む船に乗り続けると言うのだろうか。

 そんな奴はよっぽどの馬鹿か、船に大切な者を置いてきた奴だけだ。

 だから我先にと逃げ出していく。

 転んだものは踏まれて死ぬ。

 転ばなくても背後から斬られて死ぬ。もしくは弓に射られて死ぬ。

 そのどれのうちのも該当しなかったものは死神の鎌に収穫される魂のように、軽々と命を奪われる。

 一騎当千。

 そう言うのが適当な存在が生と死の境界線を生み出している。

 3メートル程の巨躯を持った化物。

 金属のような光沢と堅牢さを持ちながら、生物的な生々しさと柔軟性を持つ甲殻。

 ズッシリと、そして重厚な太さを持った四肢は軽々と人の命を散らしていく。

 だからと言って動きが鈍重であるかと言えば否である。

 大地を踏み割り、軽々と跳躍するその様はまるでそこだけ重力が狂っているかのようだ。

 耳に届く不快な音は空気を激しく、素早く叩く音だ。

 音の発生地点はこの戦場を支配している死神の背中から聞えている。

 薄く、しかし強固な翅はその巨躯を宙に留めるほどの浮力を与えている。

 その異形は黒い甲殻を持った人の形をした蟲だった。頭部から生える一本の角からその異形が『兜』だと見てとれる。それが分かったところでどうしようもない。

 黒い剛腕が掴む槍の穂先には百舌の贄のようにして貫かれた死体が血を垂らしてぶら下がっている。

 それが逃げる者にとっては絶望を与える。

 上空から弾丸のように飛来する戦場の覇者に、逃げ惑う者は巻き込まれないことを祈るしかない。


 蟲者(むしゃ)


 それが死神の名だった。

 鎧蟲(かっちゅう)と呼ばれる巨大な蟲と一体となり、人の領域からはみ出した人外。

 人蟲一体となった者を蟲者と呼び、畏怖の眼差しで人は見る。

 敵に回せば死神、味方にすれば救世主。

 戦場を支配しているのは蟲者だ。蟲者を生身で倒すことなどほぼ不可能だ。

 蟲者を一人倒すまでに万単位の人間が死ぬ。それを勝利と呼ぶには無理がある。

 蟲者に対抗するには蟲者しかない。

 この戦場には蟲者が二人いたはずであった。

 対立しあう蟲者の片割れがいない。

 それはつまり、蟲者同士の戦いが決着したということであり、それと同時に戦場の趨勢も決まったといことであった。

 蟲者の中でも『兜』と『鍬形』はヤバい。

 甲殻は硬く、力は強く、空を飛ぶ。

 戦場を支配する蟲でもその三つを有しているというのは、恐ろしいことだ。

 『蠅』であれば『兜』と『鍬形』よりも速く動けるだろう。

 『蝶』や『蜘蛛』であれば『兜』と『鍬形』よりも巧みな技が使えるだろう。

 『蟷螂』であれば『兜』と『鍬形』よりも上手く武器を扱うだろう。

 『象蟲』であれば『兜』と『鍬形』よりも硬い甲殻が身を守るだろう。

 確かに、一点だけ見れば『兜』と『鍬形』より能力に優れている蟲者は存在する。

 しかし、そう言った蟲者は飛べなかったり、甲殻が柔らかかったり、なにかしらの欠点を持っている。

 だが、『兜』と『鍬形』は違う。

 どれも平均以上に優れており、欠点らしい欠点がないのだ。

 それ故に鎧蟲(かっちゅう)に認められるのも難しい。

 そんな化け物が敵にいる。敵として存在している。


 槍が振り回され死の旋風が吹き荒れる。

 剛腕が振われなぎ払われる。

 一方的な蹂躙劇が繰り広げられていた。

 だが、そんな蹂躙も長くは続かなかった。

 『兜』の蟲者が動きを止めて空を仰いでいた。

 突然の凪に敵も味方も何事かと、『兜』の視線を追う。

 そこには一体の異形の化け物がいた。

 見た瞬間に、ゾクリと背中を這う冷たい汗。

 凄まじい重圧を感じる。

 そこにいる者達の視線を浴びながら、もう一体の異形はゆっくりと、だが確実に高度を落としてくる。

 『兜』の蟲者と比べると細身である。しかし、弱そうな印象はない。むしろ鋭角な肉体が『兜』よりも攻撃的な印象を与える。

 二対の翅が奏でる風を叩く音は、生みだす風の強さを物語っている。

 そして黒と金の甲殻は今まで見たことも聞いたことも無い姿だった。


「何者だ?」


 『兜』の蟲者が誰何する。

 黒と金の蟲者はその問いには答えず、ゆっくりと構えを取る。

 右腕を天に翳し、左腕を地に降ろす。

 天と地にそれぞれの腕を伸ばした構え。

 『兜』の蟲者はその構えを知っていた。ロレンシア大陸全土に名を知らしめた男がよく使っていたという構え。

 その名も破天砕地の構え。

 攻防一体の構えとして有名の構えだった。しかし、力量が無い者が使えばどっちつかず、あるいはどちらも疎かになる扱いの難しい構えであった。

 それを見た『兜』の蟲者は知らず、唾を飲んだ。


 まさか…。


 そんな風に思ってしまう。

 その男は死んだと聞いたことがある。

 武技を極めた男は、その武力を見込まれて様々な国から誘いを受けていたという。

 その悉くを拒絶した男は最終的に男の力を恐れた国々が蟲者を複数送って殺したと言われている。

 たった一人の人間にそこまでの事をするというのは俄かに信じがたいがそれほどの男だったのだと噂されている。

 目の前の蟲者に対し、『兜』の蟲者は思考の迷宮へ足を踏み込んでいた。その迷宮から引きずり出す声が合った。

 『兜』の蟲者の人ではなく鎧蟲(かっちゅう)の方が喋り掛けたのだ。


『気をつけろ、あれは…『蜂』だ』

「なっ!?『蜂』だと…!?」


 『兜』の蟲者が驚きに声を漏らす。

 『蜂』とは未だかつて人と『人蟲の契儀』を行ったことがない鎧蟲(かっちゅう)だ。

 鎧蟲(かっちゅう)とは人と同程度の知識と意思を持つ。

 人の中でも蟲者を嫌悪する者がいるように、鎧蟲(かっちゅう)にも人を嫌悪する種族がいる。

 その中で最も有名なのが『蜂』だった。

 しかし、目の前にいるのは『蜂』の蟲者だと言う。

 そもそも、『蜂』の蟲者は存在しているはずがないのだ。

 『蜂』もまた、あの男と同じく殲滅されたはずなのだから。

 今はまだ蟲者となる『蜂』がいなくとも将来的には生まれるかもしれない。

 未知の蟲者が生まれる可能性を断つために『蜂』は蟲者達によって殲滅されたのだから。

 しかし、『兜』の男はふと頭の中に浮かんだ考えがあった。

 あの男と、『蜂』の境遇は似ているのではないかと。

 そしてそこからさらに嫌な考えが浮かぶ。

 もし、あの男と生き残った『蜂』が、その似たような境遇同士の者同士が出会ったとしたら『人蟲の契儀』を結んでいたとしたら…。


 そこまで考えが浮かんで嫌な汗がじっとりと流れる。

 『蜂』の蟲者のとる構えからは精神的だけでなく、物理的な重圧をも生み出していた。

 『兜』の蟲者は、握りしめた角槍を握りなおす。

 こちらの戦う姿勢が整った頃合いを見計らったかのように、『蜂』の蟲者から蟲の報せが響く。


「我流、カガリ」

『『蜂』、ジャクホウ』


 それは名乗りだった。

 カガリ。やはり…と『兜』の蟲者は息を飲んだ。

 それはかつて武神と呼ばれた男の名だった。

 そして既に死んだはずの男の名だった。

 これが騙りというには目の前の蟲者の構えは急ごしらえのものに視えない。

 むしろ、この構えこそが目の前の蟲者がかつて武神と呼ばれた男であると証明しているように思える。

 それ故に、『兜』の蟲者も名乗りを上げる。


「エレイラブト帝国、帝国騎士団所属、クラネリオス流槍術、ジュリアス・アドルレッド」

『『兜』、トウソウ』


 身の内からある感情が湧きあがる。

 それは歓喜。あの武神と呼ばれた男と戦えるのだという喜び。

 失われたはずの名誉がいま目の前に、いまこの瞬間にあるのだ。

 そしてその感情を抑え込む。

 目の前に現れたからにはエレイラブト帝国の敵ということだ。

 浮ついた思いで掛かれば即座に首を撥ねられるだろう。

 だからこそ感情を抑え、闘気を鋭く研ぎ澄ます。

 ヒュウ、と息を吸い込み―――。


「ハァッ!!!」


 翅で空気を叩き推力を得る。放たれた矢のように突き進み、身を捻り右手に握る槍を繰り出す。

 クラネリオス流槍術蟲者技「やじり貫抜」。

 槍が風を切り裂き唸りを上げる。

 狙うは喉元、一撃必殺。

 カガリは反応出来ずに破天砕地の構えを動かすことも無く――。


 否。


 槍が喉元を貫くかに思えた瞬間、槍の軌道が変えられる。ごく自然と、あたかもその軌道を描くのが当然と言った様に勢いを流された。

 いつの間にか地を向いていた左腕が円を描くように動き、槍の動きを変えていたのだ。

 あらぬ方向に勢いを流された為に姿勢が崩れる。空中では足を使って姿勢を整えることが出来ない。

 それは致命的な隙になる。それがわかっているからこそ翅を広げ、空気を叩き無理矢理に体勢を戻そうと無理をする。

 それを狙っていたこのように天に掲げられていた右腕が鉄槌と見紛うような勢いで振り下ろされる。

 『兜』の甲殻を持ってすればこの程度、一撃くらいなら耐えられると考え、すぐさまそれを否定する。


『避けよ!!』

「ォォォォォッ!??」


 トウソウが叫び、その叫びに逆らうことなくかわそうとする。しかし体勢が崩れていたところで、咄嗟の判断が遅れたために避けることは叶わない。

 なので槍の柄でその一撃を受ける。

 鎧蟲であるトウソウの一部であるその槍は振り下ろされた一撃を受け止める、ことはなく無残に砕かれる。

 あまりの出来事にジュリアスは言葉を失くす。その呆然とした隙だらけの胸部に猛烈な一撃が見舞われる。

 最優とまで言われる『兜』の甲殻と同程度、もしくはそれ以上の堅さを誇る蟲器を破壊するだけに飽き足らずそのまま甲殻、それも最も分厚い胸部を打ち、さらにはその衝撃を浸透させてくる。

 最早疑いの余地はない。

 目の前の男はまさに武神。遥か高みにいる武の神と呼ばれた男だ。


「カハッ……」

『なんという一撃…!!』


 明滅する視界。驚愕の声を上げるトウソウ。

 目の前ではいつの間にか右手に細い剣を握る武神。

 あれはおそらく『蜂』の蟲器であろう。

 武神は左半身を前にして右半身を隠すように構える。

 手に握る剣の視認が難しくなる。

 更には左手を前に突き出し、嫌でも意識が左手に向けさせられる。

 『蜂』の翅が広がり、空気を切り裂くような音がする。


 ――来る!!


 ジュリアスは砕かれて短くなった槍を構える。

 その瞬間、ジュリアスの顔の目前に剣が迫っていた。


「グゥゥゥッ!!」


 この剣が投擲されたものだと気付き、剣を槍で弾く。

 それだけでは流しきれず顔を捻りなんとか躱す。

 しかし、それで窮地を脱したのではない。むしろ今の一撃は本命ではない。

 目の前には既に武神が迫っていた。


「クライヴ流拳闘術蟲技「鎧通」、――我流崩し「浸鎧透掌」」


 武神の掌が再び胸部に吸い込まれる。

 その瞬間、体の内側がぐちゃぐちゃにかき混ぜられるような衝撃がジュリアスを襲う。

 『兜』の堅い甲殻が災いし、その衝撃を逃がす先がなく内側で暴れさせてしまったことでダメージが増幅する。

 次の瞬間には背部甲殻が爆ぜ、翅が千切れ飛ぶ。浮力を失った巨躯が重力に引かれていく。

 抜けきらない痛みに身体を動かすことが出来ずにそのまま墜落し、地面にたたきつけられる。


「こ、これほど…までと…は…ッ!」

『甲殻…が、三割ほど…持って行かれたぞ…』


 天を仰ぎ、ジュリアスとトウソウはその先に在る神の姿を見る。

 武神は優雅に、されど雄々しく翻し、一度天高く飛びあがる。その姿が遠く点の様になったところで一気に降下してくる。


 武神の平坦な声が、蟲の報せによって耳に届く。


「バロウズ流蟲技「天断」、我流崩し「天魔」」


 瞬きにも満たない時間を経て、武神がその身を大地へと落とす。

 その瞬間、大地が揺れ、砕かれた。

 ジュリアスとトウソウは幸いにも、痛みを感じる前に命を失っていた。

 だから、この後に起きた悲劇を知らないですんだ。




 # # # # #



 大陸歴1005年。

 ロレンシア大陸南部で起きた小さな戦争の結果は酷いものだった。

 エレイラブト帝国とラブネツソ聖国で起きた争いは、どちらにも夥しい数の被害を生み出したことで終結する。いや、終結したわけではない。

 戦争そのものをすることができなくなったのだ。

 国家自体がこのロレンシア大陸から姿を消してしまったのだから当然であろう。

 一体何が起きたのか、各国の者達は憶測を重ねた。

 その災厄から命からがら逃げ出し、諜報員に捕えられたものたちの証言は俄かに信じがたいものであった。


 曰く、たった一人で両国を滅ぼした。

 曰く、悪鬼の如き強さを持っていた。

 曰く、それは死んだはずの武神であった。

 曰く、武神はロレンシア大陸全土を滅ぼすつもりだ。


 荒唐無稽な証言。それを口にする者達は錯乱していた。

 信じるに足る情報ではない。だが、それに近いなにかがあるのは確かであった。

 再び現れた武神の名と共に、ロレンシア大陸は更なる戦乱の世へと包まれていく。

 


 # # # # #



 真っ赤に染まった大地。

 命あるものはなく、屍で築かれた山の上で一人と一匹は空を仰いでいた。

 青い空。雲ひとつない青い空。そこには何一つ澱みはない。

 混沌とした大地のことなど何一つ関与しないその空は平和そのものだった。

 平和とは、一つに纏めあげられた世界だ。この空の様に。

 カガリは過去の出来事を思い出す。


『平和のために、その力をわが国に貸してくれ』

『我らが正義のために、力を振ってほしい』

『人々を平和に導くために我らと共に戦おうではないか』


 平和、幸福、正義、慈愛………。

 数々の綺麗な言葉で飾り立てられた欲望。

 それが分かっていたからこそ拒絶し、そして武神は一度地を這った。

 暮らしていた村は滅ぼされ、村人は理不尽に殺された。

 正義はあったのだろうか、平和のためだったのだろうか、幸せはそこにあったのだろうか。

 ない。一切ない。欠片も無い。

 欲に塗れた汚き思いだけだった。

 それほど平和が欲しければくれてやろう。

 数々の正義と悪があるというのなら一つに纏め上げてやろう。

 圧倒的武力で持って、世界に戦争を根絶してやろう。


「そんなに平和が望みなら、正義の戦いがいいのなら、正義も悪も一度全て塗り潰してやろう。なあ、ジャクホウ」

『ええ、私たちはこの世界の帝となり、私たちの正義で持って、私たちの思う平和を築きましょう』


 世界はここから、大きく動きだすことになる。

全三部構成(予定)。

大まかに説明すれば


一章 誕生編

二章 破壊編

三章 再生編


5/27 最後のジャクホウの台詞の一部を修正

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