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一人 ヒトリ 冷たい夜

作者: 白黒牛 薫

私が

酒を呑むということ







酒は好きだ

それは苦くて苦しいばかりで

何というか

それは理屈じゃぁないんだよな






何かを忘れたい

憂さ晴らしに呑むか

勢いで呑むということばかりだ






本心では酒ほど嫌いなものはない








酒は

抜けた後が辛い











宴の後の静けさ






一人





  独り





ヒトリ






独り程辛いものはない


嗚呼人肌恋し



酒を注いでくれるものもなく



ただただ独り


酒を注ぎ足す








世の憂さすら愚痴るものもなく



ただただ独り


盃を煽る






一人 独り




月夜に落ちた


一粒の辛い雨を飲呑み干しながら


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