萃香先輩
投稿おくれてすいません!許してください!なんでもしますから!
「ここよ..」
萃香先輩が向かった先は体育館裏にある器具などがおいてある場所の小部屋..
たしか、弓道部の部室になっていた場所だ。
「こんなとこ..はいっていいんすか?」
「安心して..私は弓道部の部長だから」
そうだったのか..あの莫大なデータが詰まっている冊子を見れば、恐らく分かることだとは思うのだが、いかんせんおれはあまり字を読むのが好きではないのだ。
だから、大事な所だけしてみていない。
「それで話っていったいなんなのかしら?」
話なんてものは特にはないし、考えてもいなかった。
青藤を殺したときにわかったのだが、特に学校でもあまり殺し合いができない。
っというよりしたくないのだ。
なぜなら、おれは..まだ弱いから
自分の力を信じられていない。
そんな奴が勝つ方法...不意打ちだ。
不意打ちするためには隙を作らなくてはたらない。
そのためには仲良くする..
それが重要なのだ。
「あの...ぼくとお友達になってくれませんか!!」
「.......へ?」
萃香先輩が余りにもあっけをとられた表情で一瞬固まってしまったのだ。
なにやら予想していたのとは違うらしい。
「それって..なに?お友達から始めましょうってこと?」
「まぁ、言って見ればそうですけど..」
「付き合ってください!とかじゃなくて?」
...へ?今度はこっちがあっけにとられる番だ。なるほど..どうやら萃香先輩はおれが告白するとおもってたのだ。
おれが慌てて、今日の昼休みに話した内容を思い出す。
....言われて見ればそうとられてもおかしくない内容をはなしていたのだった...
「す..すいません!!」
おれはすぐさま日本の伝統文化であると信じている、必殺技THE 土 下 座 を繰り出した。
体育館の床はフローリングだ。
少し冷たくて気持ちがいい..
「全く、そんなつもりはなかったんですよ!!!ほんと!!ぼくなんかが!」
すると、今まで一度も笑わなかった萃香先輩が笑みを浮かべた。
「全くって...あはははは」
「いえ..萃香先輩は綺麗だと思いますよ!おれなんかがって思うだけですよ!」
「面白い..!面白いわ..さぁ顔を上げて..」
顔を上げると、さっき以上に萃香先輩と距離が近いのだ。
その距離1Mもないかもしれない。
「顔もまぁまぁいけてるのに自信がない..クラスでもほぼ空気..面白いわね..ほんと..」
萃香先輩がおれの顔を触ってきている。
ほっぺたや..耳たぶまで..
何故かそれだけなのに、それが妖艶に見えるのだ。
「す..萃香先..」
その、瞬間。一瞬信じられないことが起こった。
なんと、萃香先輩とおれの唇が触れ合った。
これを社会一般的にはキスしたというのかもしれない。
一瞬現実を受け入れられなかった。
だが、それもすぐ現実だとわかる。
呼吸が感じられる。温かい..
さらに、先輩は..舌を絡ませて..
「うわっ..!!」
おれは、あわてて緊急回避した。
なんと..先輩はキスした後..舌を絡ませてきたのだ..
おれの唇の中に先輩の舌がはいった瞬間、先輩とおれの舌が絡めあった。
このままだったら殺すどころではなくなってしまう。
名残惜しかったが緊急回避したのだ。
「私ね..これ、ファーストキスよ?」
えっ...?
「私ね..今まで私のことが好きな人しかいないとおもっていた。でも、あなたはちがう。純粋に友達になりたいって目をしていた。その目をみていたら..なんか燃えちゃってね。
絶対私のものにしてあげるから覚悟してね☆」
「じゃあ明日も放課後話そうね。私はしばらく部活休むから毎日暇だよ♡じゃあまた明日♡」
そういって、先輩の弓道部の器具が置いてある部屋から立ち去った。なんか、話がすごいおかしいことになったが放課後話すのは好都合だ。
「やれやれだぜ..」
おれは一度言ってみたかったセリフをはきつつ、小部屋から立ち去った。




