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屈辱

「お前たちの負けだよ」


遠矢はあくまで冷静に事実をつげた。


「そして..この落とし前はどうつけるんだい...,?」


落とし前..?


「そりゃあそうさ!!生徒会長であり、この学校のトップの 世界恩恵サーチバルである、この僕に楯突いたんだ!!落とし前が必要だろう..,それともこの学校から逃げ出すかい?」


べつにそれでもいいんじゃないかな..?っとおれは思ってしまったが..


「それは...ダメ!!!」


まだ、比較的動ける龍華さんが声を張った。


「そんなことしたら、もう一生負け組になるわよ..いい?どの学校でもいいんだけど、学生という肩書きまでなくしてしまえば、能力は弱体化していって最後にはなくなってしまうの.. 想力マナは出す度に強くなっていく..つまり出して行かなきゃどんどん弱くなって行くの..そして、比較的に闘える回数が大きくなるのは学校にいってるたちだけ..家に閉じこもってしまってはもう終わりなのよ...」

そうだったのか...

「そして、 世界恩恵サーチバル保持者を今更迎えいれてくれる学校なんてこの地域にもう、存在しない。なぜならそいつは敵になるかもしれないから..スパイの可能性もひといできないから..むしろ私を殺してくださいっていってるようなもんなのよ..」


「そーいうことさ!!この学校にいさせて欲しいならそれなりの落とし前が必要ってことさ..なに..ぼくは寛大な方だ..全員ぼくの奴隷になってくれたら許してあげよう」


なんて..奴だ..こいつはくずだ..


「さぁ、とりあえず奴隷になった証をしてもらおうか..」


証..?


「女がいいな..龍華..いや、奴隷の君にその名前は綺麗すぎるな。豚でいいな。豚にしよう。君の名前は今日から豚だ。わかったら返事をしろ」


この野郎..女の子にむかって...


「わかったわ....ブヒッ」


「ハハハハハハハ!あの天下の龍華さんがブヒッだってよ!!!!!ウケる!!!笑いがとまらないね!!!」


龍華さんの羞恥と怒りで全身赤くなっていた。この状況でもおれは..なにもできないのか....せめて..片足..片手でもまともに動いてくれたら..


「それじゃあ主従の証として、この汚れてしまった上靴を舐めてくれないか。なぁ豚ぁ?」


「ブ..ブヒッ」


そういいながら、龍華さんは遠矢の上靴を...

.舐めた。


「フフフフフフ!!ちゃんと溝もしっかり舐めろよ..豚!汚かったらやり直しだからな」


「ぶ.,ぶひっ....ふぁい..」


龍華さんは一心不乱に遠矢の上靴を舐めた。


「結構いいじゃないか。褒めてやるぞ豚」


「ありがとうございます...」


そういった龍華さんの声が震えていた。


「あ??なに豚が人の言葉喋ってんだよ!!ブヒッだろうが!!」


遠矢は性格が豹変した。いやもともとこっちが素なのかもしれない。


「ブヒッ!!ブヒッ!」


「それでいいんだよ。豚」


そして、遠矢は、龍華さんに上靴を舐めさせながら、


「そして..君だな。明くん。君には仕事をしてもらおう。ちょうと生徒の肩書きは持ったままずっと学校にも出ず不登校になって家から隠れ続けているデブの屑が一人いる。そいつを..始末しろ」


始末...!?殺すのか..!!おれが..?

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