表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/38

先輩の秘密

王子候補、エリエル君登場!

「う~なんか緊張してきた…」

「そうね…」

「私もです」

3人は『王子候補』エリエル・オズ・スクワードに会いに彼がいる3年A組の教室に行くため廊下を歩いている。

「エリエル様ってどんな人だったけ?」

ルルーは1人呟いていた。そして3人は3年A組の教室の前に来た。

「ここが3年A組の教室ね」

エレナも緊張しているらしい。

「…なんか声を掛けずらいですね…」

マリアの言うとおりだっとルルーは思った。

「君達、そこで何立ってるの?」

3人は声をした方を向いたそしてエレナとマリアは驚いていた。ルルーは?の顔を浮かべている。

「「エリエル様!」」

(この人がエリエル様!…確かに見覚えがあるような…)

驚いた様子の2人にルルーは1人だけ心の中で確信した。

「で、君達は何をしているの?」

驚いた2人の顔をおもしろそうに見ながらその顔をルルーへと向けた。それにびっくりしたルルーは、あわてながらも事情を話した。

「そうか、それで君達はその噂の真相を暴きに来たんだね。確かにビレーシオ公爵令嬢ならば疑問を持ってもおかしくないか…」

4人は屋上にいた。教室の前ではやめたほうがいいというエリエルの提案だ。

「はい。それで本当に姫はいるのですか?」

ルルーがエリエルに問うとエリエルは何か小さく呟いていた。

「…でも彼女は出てくるかどうか…」

「あの…エリエル様?」

ルルーはいきなり何か呟きだしたエリエルに心配そうに声をかけた。

「ああ、大丈夫。質問の答えはね…『いるよ』」

あまりにもあっさりと答えたエリエルに3人は言葉が見つからなかった。そしてやっとマリアが口を開いた。

「本当に居るのでしたらそれは誰なのですか?この国の姫なのですか?」

エリエルは苦笑いを浮かべた。

「そうだよ、この国の姫だよ。僕の方から名前は言えないけど…彼女は昼休みに毎日図書館にいるよ、それが僕からのヒント」

3人は顔を見合した。

「エリエル様ありがとうございます!!」

「どういたしまして、3人ともがんばってね」

そして3人は不思議姫に会いに図書館へいそいだ。その頼もしい3人の背中を見つめていたエリエルが後ろに振り向いた。

「どうする?ティア、3人が会いに行くみたいだけど」

そこにはティアがいた。ティアはスッと目を細めた。

「私が噂の不思議姫だというのならば、それはしかたの無いこと…ふつうに彼女達と会うわよ…ただ、そこに隠された真実を分からないようにさせる、それでけよ」

そう言った彼女にエリエルは、

「確かに…彼女達を巻き込んではいけないしね、ティアも気を付けてね」

そう言って笑ったエリエルにティアは

「そうね、エリエルも気を付けて、…お父様達にも伝えないとね」

そう言って笑った。

今日の空は青空だった。こんな生活がずっと続きます様に、そうティアは願った。

エリエル&ティアのコンビは好きです!

さて3人のティアの出会いはどのようになるのでしょうか!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ