表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/38

パートナー

(さて、いい情報を得られたことだし…どうしようかしら)

ティアは廊下を歩いていた。


表では庶民なのになぜ普通に廊下を歩けるのか、王宮は王族はもちろん大臣、王宮騎士、王宮侍女しか入れないためティアは普通に王宮に出入りができるのだ。だが、出入りは正面から目立つので裏口から入っている。結構大変なことだが王宮に入れるだけでもティアは満足していた。






「ティア様」

考え事をしながら歩いていたティアに隅から声を掛けられた。声を掛けたのはティアの専属侍女のカーラだった。

「どうしたのカーラ?」

「先ほど、アリア様が帰ってまいりました。」

「そう、アリアが戻ってきたのね」

「はい、只今ティア様のお部屋で待っているかと」

「分かった、ありがとうカーラ…また後でね」

「はいまた後で」

そう言って笑ったカーラにティアも笑った。そしてパートナーに会いに急いで自分の部屋に戻った。





「ティアー!会いたかったよー!」

ティアが部屋に入った途端にいきなり誰かが抱きついてきた。

「たったの1日だけだったじゃない」

ティアは抱きついてきた誰か…アリアに呆れた様に言った。

「1日は長いんだよ!」

「そうかしら?」

「そうなんだよ!!」

そしてアリアはずっとティアに抱きついていた。


ノックがした。ティアが「どうぞ」と言いそれを合図に扉が開いた。

「失礼します。ティア姉様、お父様が呼んでおります。姉様のご学友も待っているので早めに来て欲しいとのことです。」

「分かった、ありがとうフィナ。」

ティアは妹のフィナに微笑むとフィナも微笑んだ。

「行ってらっしゃーい」

「何言っているの?貴方も来るのよ」

「ええ~!」

「ふふ、アリアさんもいってきてください」

「フィナまで~!」

「ということで、行くわよ」

「ウワァァ-----。゜(゜´Д`゜)゜。-----ン!!!!」

「いってらっしゃいませ」


そしてティアは泣き叫ぶアリアを連れてルークのもとへ急いだ。

短めですいません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ