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悪と善

タイトルは気にしないでください。

牢屋の中にはエルセント学園の学園長、リンクと教師であるリーナがいた。

「やっと来ましたか。遅いですよルーク、ダルト。」

リンクは自分が牢屋に入っているにも関わらず余裕の表情で話した。

「リンク…お前!どうして!」

「どうしてって…少し落ち着いたらどうですかダルト?」

口を開こうとしたダルトだがルークの手によってダルトは口を閉じた。

「リンク、俺を殺そうとしたのは自らなのか、それとも命令なのか…」

「そんなの教えられませんよ…教えたらゲームは負けなんです。」

「ゲーム?」

「そう、これはゲームなんです。誰が早く国王陛下を傷つけられるか、というゲームです。あぁ、一応言っておきますが私達の他にも貴方を殺しに来るかもしれませんよ?これは敗者からのアドバイスです」

ルークは目を閉じた。

「学園長…先生…」

ルルーは少し泣きそうな顔になっていた。

「ルルーさん、そんな泣きそうな顔をしないでください…貴方は笑顔が一番良く似合うのです。…陛下を暗殺しようとしたのは事実なのです…その事実を受け止めてください。」

リーナは微笑んだ。ルルーは「はい…」と言い微笑んだ。だがダルトは複雑な顔で見ていた。

ティアは隅で今までの光景を見ていた。牢屋では誰も話しをしないため、静かになった。すると、目を閉じていたルークが無言で牢屋を出て行った。それに続いてダルト、ルルーも牢屋から出て行った。そしてティアだけが残った。

「あら?ティアさんは戻らないの?」

「はい…もう少し御2人と話したいですから」

そう言ってティアは真ん中に立った。

「学園長達を手駒にした人は『彼』ですか?」

「あぁ、そのとおり『彼』が私達駒を動かした主だよ」

ティアの瞳に陰が蠢いた。

「『彼』はまたも私の邪魔をするのですか…」

「仕方ないわ、『彼』なんだもの…いつでもティアさんの前に壁となって立ちはだかるわ」

沈黙が訪れた…。誰も声を発しない牢屋の中は闇だった。

「…私はそろっとお父様の元へ戻ります。あなた方もご苦労様でした」

「いえ、私達はここで十分に償うことにしますよ…」

「私も、クラスの生徒として、この国の姫君として役目をはたせてうれしく思います。貴方様も十分に置きお付けてください。」


そしてティアも牢屋から出た。

短くてすいません。

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