ティアの意外な場面
テストはもうとっくに終わっていたのですが…
すみませんでした!
「アレク兄様…」
ティアが呆れているとアレクがティアの目の前に来た。
「ティア、ご苦労様。ティアのおかげでこっちも奴らを掴めそうだ…キアラが心配していたから後で会ってきなさい。」
そう言って笑ったアレクに
「はい…後でキアラ姉様に会ってきますね」
少し笑ったティアにアレクは、ティアの頭に手を乗せて頷いた。
ルルーはそんな兄弟を優しく見守っていた。
「おほん!おいアレク私より先になんてずるいぞ!」
「おっと、失礼しました父上。ですがこれくらいいいではありませんか…ね、ティア?」
ティアは少し恥ずかしそうに頷いた。
ルークはついに俯いてしまった。
「へ、陛下…」
ルルーは、そんなルークの様子に苦笑いを浮かべる事しかできなかった。
その頃、エリエルは扉の前に立っていた。
(うぅ…あの兄上が心配している?怒っているの間違いだろう…)
そう思いながら立っていた。すると中から声がした。
「エリエル、そこに突っ立ってないで早く入れ」
「うっ…」
エリエルは恐る恐る扉を開けた。部屋の中には、すぐ目の前に机があり隅にはいろんな書類が山になっていた。
「やっと来たか」
そして目の前の机に座っている人物の名はドゥウラ・レルス・スクワード、王宮騎士団の副団長であり次期スクワード公爵当主であり、エリエルの兄だった。
「で、何ですか兄上」
「あぁ、怪我がなくて安心した…」
「…ご迷惑お掛けしてすみませんでした」
「いや、責めている訳じゃないさ、今回の敵は色々と厄介だからな…気を付けてくれ」
「…はい。分かりました」
エリエルはしっかり頷いた。ドゥウラも頷いた。
うーん…
最後が何か微妙ですが。
なんとか書けました。
また、更新するのは結構おそいかもしれませんが
どうぞよろしくお願いします。
あ、コメントなどもよろしくお願いします。




