表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/38

見学

「今日見学していただくクラスはティア様のクラスである2年A組になります。」

リンク達は廊下を歩いていた。

「確か…魔術の授業だったはず。」

ティアは思い出した様に言った。

魔術の授業は、魔術の授業の為に作られた所でやる。通称『魔術の塔』。塔といってもただ広いだけであった。

「丁度いいな。皆の実力を見せて貰おう。」

その言葉にユアン、エリエル、ティアの3人は固まった。

「…父上、またスカウトしないでくださいよ?」

「もう十分に人は足りてますからね叔父上…」

「…もうこれ以上見たくない…」

ユアンとエリエルはルークをおもいっきり睨んだ。ティアは少し虚つな目でルークを見た。

「…分かっているさ…」

その光景をリンクは笑いながら見ていた。



そんな会話をしている頃、これからルークたちが行く2年A組の生徒たちは大変なことになっていた。

「どうしましょう!?こ、国王陛下がきますわ!?」

「緊張するー!」

「失敗したら…」

魔術の塔ではにぎやかだった。ルルーたちも少し緊張気味だった。

「うぅ~緊張する~」

「私もですわ…」

「ん~…」

少し変な感じのルルーにエレナとマリアは顔を見合わせた。

ルルーはティアの事を考えていた。ティアの過去…そして急な国王でありティアの父親であるルークの訪問。ティアもルルーにとっても驚きだった。

ずっと黙り込んでいるルルーをエレナとマリアはなぜか声を掛けれずにいた。掛けようと思ってもなぜか声を掛けてはいけない様なそんな不陰気がルルーからした。さすがは王族とは遠縁関係の公爵令嬢だなっとエレナは思った。

そして、ついに国王が魔術の塔へ来た。


「着きました。」

5人は魔術の塔へ着いた。そして中に入ると2年A組の生徒たちが魔術の練習をしていた。

ティアはルルー、エレナ、マリアの3人を見つけて少しほっとした。ティアが3人を見ていると、ルルーと目が合った。ルルーは少しほっとした表情になり、ティアに微笑んだ。ティアも釣られて微笑んだ。

そんな2人の様子をルークは見ていた。久しぶりに見るティアの笑顔、ティアに笑顔を戻してくれた彼女を見る。

ルークがルルーを見ているのに気がついたティアは、視線をルルーに向けたまま、

「彼女は、ルルー・ダリア・ビレーシオ。ビレーシオ公爵大臣の愛娘です」

「そうか、大きくなったのだな」

ルークは懐かしいと思った。

(そういえばダルトも父だったな…)

ルルーの父、ダルト・マージュ・リレーシオはルークとは昔からの親友だった。ルーク、ダルト、リンクの3人は有名な組み合わせだった。

「ティア、ルルーだったな彼女と少し話したいのだが」

ティアはリンクを見るとリンクは頷いた。

「はい。分かりました、呼びに行ってくるので少々待っててください」

そう行ってティアはルルーのもとへ行った。そしてルルーは一瞬驚いた顔をしたがすぐに切り替えティアと共にルークのもとへと来た。

「…私はあまり覚えていないのですけど、お久しぶりです陛下。」

華麗なあいさつをしたルルーに

「そんなに硬くならんでいい。うむ、やはりダルトに似ておる」

「え?…あ、あの…」

「ん?あぁそなたの父君とは親友なでな」

ルークの隣にリンクが来た。

「そうそう彼が結婚したときは驚きましたよ。あのダルトが結婚だなんて」

ルークとリンクが笑っているのを見てルルーは唖然としていた

(お父様って陛下と学園長とは親友だったんだ…)

ルルーは改めて父の偉大さを知った。

「はぁ…始まった」

そんな声をした方を見るとユアン、エリエル、ティアが呆れた表情でため息を吐いていた。

「ルルー、なんか色々ゴメンね…」

「え?、ううん大丈夫…なんかすごいね」

改めてルルー達4人は2人を見た。そして4人が呆れた表情になった。

ルルーの父、なんかすごそうです…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ